【甲子園】佐賀商、29年ぶり初戦突破ならず…吉冨監督が語った「11人の3年生」への感謝
エース東條が133球の熱投も…あと1本が遠かった甲子園
第108回全国高校野球選手権大会の第8日目、8年ぶり17度目の出場を果たした古豪・佐賀商は、拓大紅陵(千葉)と対戦しました。試合は息詰まる投手戦となりましたが、結果は0-1での惜敗。1997年以来となる29年ぶりの初戦突破は果たせず、甲子園での初戦連敗記録を止めることはできませんでした。
「1人も欠けることなく…」3年生11人との絆
先発したエース右腕の東條陽大(3年)は、7安打1失点と打たせて取る丁寧な投球で133球を投げ抜き、チームを支えました。しかし、打線が相手投手を攻略できず、無念の敗退となりました。試合後、吉冨俊一監督は「チャンスは作ったが、あと一本が出なかった」と唇を噛みつつも、わずか11人の部員で戦い抜いた3年生たちへ、涙ながらに感謝の言葉を贈りました。「ケンカもしたけれど、その仲の良さがチームの雰囲気を作った。この1年間、本当にいいチームだった」と、彼らの懸命な姿勢を称えています。
新チームへの継承と「聖地へのリベンジ」を誓う
敗戦の悔しさを胸に、吉冨監督はすでに前を見据えています。「この場所に戻ってこなければゼロになってしまう」と語り、今大会を経験した1、2年生に対して次なる挑戦への課題を突きつけました。また、今後佐賀商の門を叩くであろう中学生たちに向けて、この借りを必ず甲子園で返すという熱い決意を口にしました。伝統校・佐賀商の新たな物語は、この悔しさを糧にここから再びスタートします。詳しいトーナメント表や試合結果の詳細は、