【訃報】「トミー・ジョン手術」の由来、トミー・ジョン氏が83歳で死去 球界のレジェンドをドジャースが追悼
球界の常識を変えたパイオニア、トミー・ジョン氏の功績
メジャーリーグ(MLB)で通算288勝を挙げ、現代野球において多くの投手を救っている「トミー・ジョン手術」の由来となったトミー・ジョン氏が、15日に83歳で亡くなったことが発表されました。古巣であるドジャースが公式に追悼の意を表し、野球界全体が悲しみに包まれています。
手術から復帰、そして「トミー・ジョン手術」の歴史
ジョン氏が歴史に名を刻んだのは、1974年のことでした。当時ドジャースに所属していたジョン氏は、故フランク・ジョーブ博士が考案したひじの靱帯再建手術を、世界で初めて受けた選手でした。当時は選手生命が終わるとまで言われた画期的な手術でしたが、ジョン氏は約1年半のリハビリを経て見事にフィールドへ復帰。その後、46歳で引退するまで第一線で活躍し、術後だけで164勝を積み上げるという驚異的な記録を残しました。
ドジャースが捧げた敬意と追悼
ドジャースのスタン・カステン球団社長は、「トミーは比類なき投手でした。球界で初めてこの手術を受け、自身の名前が手術名になるほどの勇気は称賛してもしきれません。フィールド内外で彼が及ぼしたインパクトは、すべての世代の選手たちが感じており、永遠に忘れ去られることはないでしょう」と、その偉大な功績を讃えました。現在、ドジャースタジアムでは追悼のビデオが流され、多くのファンが伝説の投手の死を悼んでいます。
現在では多くの野球選手がこの手術を経てメジャーの舞台に戻っています。まさに「トミー・ジョン」という名前は、これからも野球の歴史とともに生き続けることでしょう。