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日本株、トランプ氏の関税撤回で急反発!日銀会見への警戒感も

投稿日:2026年01月22日

22日の日本株式市場は、大幅に反発しています。きっかけは、ドナルド・トランプ米大統領がグリーンランドを巡る対欧州関税の発動を見送ったこと。欧米間の緊張緩和への期待が高まり、リスク回避姿勢が後退したことが背景にあります。

トランプ氏の“意外な”方針転換

トランプ大統領は、グリーンランドの領有を巡り、欧州諸国への関税発動を検討していましたが、21日の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で「将来の合意の枠組み」に達したと発表。関税の発動を見送る考えを示しました。「過剰な力の行使は望まない」との発言も、市場の安心感を高めました。

米市場も一転して上昇

このニュースを受け、21日の米国市場は、前日のトリプル安(株価下落、債券価格上昇、ドル安)から一転し、トリプル高(株価上昇、債券価格下落、ドル高)に転換。エバコアのクリシュナ・グーハ氏は、トランプ氏の“TACO”(トランプはいつも尻込みする)的な方針転換に加え、最高裁の審理や日本の長期金利の急上昇が一服したことが、リスク選好の動きを後押ししたと分析しています。

日経平均、一時600円以上上昇

日本市場では、日経平均株価が一時前日比600円以上上昇し、TOPIXも1.2%高の3632.55まで反発。銀行株は、債券相場の安定を受けて前日の急落から回復し、輸出セクター(輸送用機器、精密機器、電機など)も堅調に推移しています。一方で、消費税減税の観測から上昇していた小売り食料品などは軟調です。

明日はいよいよ日銀会見

野村証券の伊藤高志シニア・ストラテジストは、グリーンランド問題は依然として火種を残すものの、米市場はいったん忘れようという反応だと指摘。日本株も、米欧摩擦懸念の後退を好感していると見ています。

注目は、明日23日に行われる日本銀行の植田和男総裁会見。伊藤氏は、「ファンダメンタルズを踏まえた利上げであれば、日本株にはそこまでネガティブではない」と分析しています。日銀の政策見通しや金利の反応が、今後の市場の行方を左右するでしょう。

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