『王様戦隊キングオージャー』脚本家・高野水登が語る、特撮の原点にある“少年ジャンプ”的発想
話題を呼んだ『王様戦隊キングオージャー』。その裏側にある制作秘話や、脚本家・高野水登氏の熱い想いを集英社オンラインのインタビューからお届けします。特撮ファンだけでなく、クリエイター層からも支持を集めた本作の原点とは?
「東映特撮は少年ジャンプなんです」
高野水登氏は、過去の経験から「東映特撮は少年ジャンプ」という言葉を耳にしたことを明かします。特撮作品は1年間という長期に渡って毎週新しい話を制作する必要があるため、最初から全てを決め込まず、伏線を張りながら視聴者の反応を見て展開を考えていく、まさに週刊連載マンガのような制作スタイルが重要だと語ります。
これまで映画や1クール脚本など、最初から最後まで決めて書くことが多かった高野氏は、『キングオージャー』の話が来た際に、その言葉を思い出し、自身が愛読してきた少年マンガを参考に制作を進めることを決意しました。
少年マンガから学んだこと
高野氏は、『キングオージャー』制作前から大場つぐみ先生と小畑健先生の『バクマン。』、荒木飛呂彦先生の『荒木飛呂彦のマンガ術』、村田雄介先生の『ヘタッピマンガ研究所R』などを愛読していたことを告白。「ジャンプでマンガを描くこと」が昔からの夢だったと語ります。
脚本家としてこだわったこと
脚本家として高野氏が特にこだわったのは、合間合間に“くだらないこと”を入れること。その代表例が、放送当時SNSで賛否両論を巻き起こしたブーブークッションのくだりです。しかし、「ブーブークッションのとこだけ何度も見せてとせがまれる」という親御さんからの声が多く寄せられ、子どもたちが楽しんでくれていることを実感したと明かします。
このインタビューを通して、『キングオージャー』が単なる特撮作品ではなく、少年マンガの精神を受け継ぎ、現場の熱い想いが込められた作品であることが伝わってきます。今後の高野氏の活躍、そして新連載『ノウワンダー』にも注目です。
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