ニール・セダカさん死去、86歳 「おお!キャロル」など米ポップス界のレジェンドが逝く
「おお!キャロル」「悲しき慕情」「雨に微笑を」など、数々のヒット曲を生み出したアメリカのポップス歌手・作曲家、ニール・セダカさんが27日、86歳で亡くなりました。AP通信などが報じています。
セダカさんの訃報に家族が声明を発表
セダカさんの家族は、「愛する夫、父、祖父の突然の死に深い悲しみに暮れています」と声明を発表。「真のロックンロールのレジェンドであり、何百万人もの人々にインスピレーションを与えてくれましたが、何よりも、素晴らしい人間でした。彼の死は深く惜しまれるでしょう」と、悲しみを滲ませています。米メディアTMZは、セダカさんが体調を崩し、ロサンゼルス市内の病院に搬送されたと報じています。死因は明らかにされていません。
ポップス界のパイオニア、その音楽人生
ニューヨークでユダヤ系移民の家庭に生まれたセダカさんは、幼少期からピアノを習い、13歳で出会った作詞家ハワード・グリーンフィールド氏と作曲を始めました。1958年にコニー・フランシスの「間抜けなキューピッド」で注目を集め、1959年の「おお!キャロル」、1960年の「カレンダー・ガール」「恋の片道切符」など、立て続けにヒット曲をリリース。特に「恋の片道切符」は日本でも大ヒットし、平尾昌晃さんらが日本語でカバーしました。
エルトン・ジョンの協力で復活、そしてアニメ「ガンダム」へ
一時的に低迷した時期もありましたが、エルトン・ジョン氏の協力を得て1974年に「雨に微笑を」で全米1位を獲得し、見事な復活を遂げました。また、フィフス・ディメンション、アンディ・ウィリアムス、カーペンターズ、キャプテン&テニールなど、数多くのアーティストに楽曲を提供しました。娘のデラ・セダカさんも歌手としてデビューし、1980年にはデュエット曲「面影は永遠に」がヒットしました。
日本との繋がり:アニメ「機動戦士Zガンダム」の主題歌
セダカさんは、1985年に放送されたテレビアニメ「機動戦士Zガンダム」のオープニングとエンディングテーマの楽曲も提供。オープニングテーマ「水の星へ愛をこめて」は、森口博子さんのデビュー曲としても知られています。アニメファンにとっても、セダカさんの功績は大きいと言えるでしょう。
ニール・セダカさんの音楽は、時代を超えて多くの人々に愛され続けています。彼の音楽が、これからも私たちの心に響き続けることは間違いありません。