トランプ氏、米兵死亡を受け「報復」宣言!中東情勢、さらなる激化の可能性
中東情勢が緊迫の一途をたどっています。トランプ米大統領は1日、イランに対する軍事作戦で米兵3人が死亡したことを明らかにし、「米国は報復する」と断固たる姿勢を示しました。イスラエルによるイラン首都テヘランへの攻撃も激化しており、報復合戦がエスカレートする様相を呈しています。
米兵の犠牲とトランプ大統領の声明
米中央軍によると、今回の攻撃で重傷者5人、軽傷者も複数発生しています。トランプ大統領は、犠牲者がさらに増える可能性にも言及しつつ、「全ての目標を達成するまで軍事作戦を続ける」と強調しました。作戦の終了時期については、「4週間程度」かかる可能性があると英メディアに語っています。
イスラエルによるイラン攻撃とイランの報復
イスラエル軍は2月28日からイランに対する爆撃を開始し、最高指導者ハメネイ師を殺害しました。1日にはテヘランやイラン西部などで激しい空爆を実施し、イラン軍幹部40人を殺害したと発表しています。ネタニヤフ首相は、「今後数日間でさらに激しさを増すだろう」と述べています。
これに対し、イランも報復攻撃を強めています。イスラエル中部ベイトシェメシュでは住宅にミサイルが着弾し、9人が死亡。カタールやUAEなどへの攻撃も続いており、バーレーンではホテルに着弾し火災が発生しました。また、オマーン沖では貨物船に飛翔体が着弾し、乗組員1人が死亡しています。
イラン国内の動向と後継者選出
イラン革命防衛隊は、米空母エーブラハム・リンカーンを弾道ミサイルで攻撃したと主張しましたが、米中央軍はこれを否定しています。一方、親イラン武装組織「イラクのイスラム抵抗運動」は、米軍基地への無人機攻撃を23回実施したと発表し、紛争のさらなる激化が懸念されます。
ハメネイ師の殺害を受け、イランでは体制の基盤固めが進んでいます。ペゼシュキアン大統領は、後継者が決まるまで臨時指導評議会が発足したことを発表し、「我々の軍は敵の基地を粉砕する用意がある」と改めて報復を宣言しました。後継者選出は「専門家会議」で一両日中に行われる見込みです。
中東情勢は予断を許さない状況が続いており、今後の展開から目が離せません。