福岡の老舗菓子店千鳥屋本家、民事再生法を申請!千鳥饅頭やチロリアンは大丈夫?
福岡県を代表する菓子店、千鳥屋本家が2月27日、民事再生法の適用を福岡地裁に申請しました。コロナ禍での資金繰り悪化が原因とのことですが、千鳥饅頭やチロリアンの販売はどうなるのでしょうか?詳しく解説します。
千鳥屋本家の現状と負債額
千鳥屋本家は、関連会社3社を含めて約22億6800万円の負債を抱え、民事再生法の適用を申請しました。東京商工リサーチによると、コロナ禍で借り入れが増加し、資金繰りが厳しくなったことが背景にあるようです。しかし、営業は継続される予定です。
「本家」「宗家」「総本舗」の違いと今後の営業について
千鳥屋には、「本家」、「宗家」(兵庫県西宮市)、「千鳥饅頭総本舗」(福岡市)の3つの会社が存在します。今回の民事再生法の申請は「本家」のみで、「宗家」や「総本舗」の営業には影響はありません。「本家」は、「宗家」の支援を受けながら営業を続ける方針です。
千鳥屋の歴史と看板商品
千鳥屋のルーツは、1630年に佐賀で創業した菓子店「松月堂」。1927年に現在の飯塚市に開店し、戦後には福岡市に出店、千鳥饅頭やチロリアンが大ヒットしました。その後、経営者の息子らがそれぞれ別の会社を立ち上げた経緯があります。
「チロリアン」の名前を巡る争いと「ヨーデルン」
かつては3社とも「チロリアン」を販売していましたが、「千鳥饅頭総本舗」が他の2社に名称の使用停止を求め提訴。和解が成立し、「本家」では現在「ヨーデルン」という商品名で販売されています。千鳥屋の歴史と看板商品を巡る複雑な背景も、今回の民事再生法申請に影響を与えたのかもしれません。
千鳥屋本家の今後の民事再生手続きや、「宗家」による支援がどのように進むのか、注目が集まります。