スシロー株価急落!中国・北京の店舗で寄生虫問題、当局が立ち入り検査を実施
回転寿司チェーン「スシロー」を運営するFOOD&LIFECOMPANIES(以下、F&LCO)の株価が急落しています。これは、中国の規制当局が、北京にあるスシロー店舗に立ち入り検査に入ったことがきっかけです。一体何が起こっているのでしょうか?
寄生虫が見つかったとの通報
北京の市場監督当局は、スシローの店舗で提供されたマグロから寄生虫の卵が見つかったとの消費者からの通報があったことを発表しました。当局は直ちに現場検査を実施し、残っていたマグロの赤身を証拠として保全。本格的な調査を開始しています。
当局の厳しい姿勢
当局は声明の中で、「消費者の正当な権利を断固として守り、違法または規定違反行為については法に基づき厳しく処罰する」と強い姿勢を示しています。今回の問題が、中国における食品安全に対する意識の高まりを背景に、厳しい対応となる可能性も考えられます。
スシロー側の対応と今後の影響
F&LCOの広報担当者は、現在事実確認を進めているとコメントしています。今回の問題が発覚した店舗は、3時間待ちの大人気店だったことも報じられています。スシローは、中国市場への積極的な出店を、国内依存を減らし海外展開を強化する戦略の柱として位置づけています。
アナリストの見解
モルガン・スタンレーMUFG証券の新井勝己アナリストは、現時点では業績への影響を予測するのは難しいと指摘しています。軽微で済む可能性もありますが、2023年のALPS処理水問題のように、1年近く中国での営業にマイナス影響を与える可能性も否定していません。
海外事業への影響
F&LCOは、2026年度までに海外事業の売上高比率を40%に引き上げる目標を掲げており、中華圏はその主力と位置づけられています。今回の問題が長期化し、中国での売り上げが落ち込めば、成長戦略に大きな影響が出る可能性があります。今後のスシローの対応と、中国当局の調査結果に注目が集まります。