阪神優勝が認知症患者に好影響!?虎党マーケッターが語る“推し活と幸福感”の科学
阪神タイガースの熱狂的なファンは、ただ応援するだけでなく、心身の健康にも良い影響をもたらす可能性があることが、マーケターの牛窪恵さんの新刊『「幸福感」に満たされたいなら阪神ファンを知りましょうマーケッターが気づいた「効果と法則」』(集英社)で明らかにされました。
阪神ファンが持つ幸福感の秘密
牛窪さんは、年間40試合以上を現地観戦する“ガチ勢”の虎党。マーケティングの視点から阪神ファンを分析した結果、応援することと幸福感の間に様々なリンクがあることを発見しました。
例えば、阪神ファンが作り出す大声援。2023年の日本シリーズでは、応援の音量が98.6デシベルを記録し、ブルドーザーの音に匹敵するほどの大きさでした。しかし、大声で叫ぶことは、ストレスの発散や健康増進、アドレナリンの分泌など、ポジティブな効果をもたらす可能性が指摘されています。
さらに、「どうせ勝てない」と諦めていたとしても、予想外の勝利によって得られる喜びは格別。また、甲子園の土の匂いなど五感を刺激することで、脳が活性化され、ストレスが解消される効果も期待できます。
認知症改善への効果も!?
なんと、阪神タイガースがリーグ優勝した2023年、大阪府枚方市のクリニックで行われた調査では、軽度認知症の患者855人の症状を示すスコアが明らかに改善したという結果が出ています。この結果から、阪神の優勝は国内で約1万6000人の認知症患者に良い影響を与えた可能性があると考えられています。
推し活は誰でもできる幸福感の源泉
牛窪さんは、推し活自体に人が幸福感を感じるポジティブな働きがあることを強調します。阪神ファンでなくても、自分の好きなものを応援することで、同様の効果が期待できるでしょう。
熱狂的な阪神ファンでなくても、推し活を通じてウェルビーイング(心身ともに満たされた良好な状態)を高めることができるかもしれません。さあ、あなたも推し活を始めて、幸福感を手に入れてみませんか?