東日本大震災から15年…世界中からの温かい声に日本人が感謝「3.11」からの復興を支える国際的な支援
2011年3月11日に発生した東日本大震災から15年。未曽有の大災害は日本だけでなく世界中に衝撃を与え、多くの国々が日本に支援の手を差し伸べました。震災から15年が経過した今もなお、世界中から温かいメッセージが寄せられ、日本人からは感謝の言葉が多数上がっています。
海外からの心温まるメッセージ
今年も、各国の大使館を中心に、震災と被災者へのお見舞いの言葉が発信されました。駐日ドイツ大使館は、X(旧Twitter)で犠牲者への哀悼の意を示し、ドイツ合唱団による合唱動画を投稿。「15年前の出来事に思いを寄せました」と綴られています。また、半旗を掲揚し、深い哀悼の意を表しました。
駐日アメリカ大使館は、震災発生後、2万4000人以上の米国人が東北の被災地で人道支援に携わったことを公表。復興支援作戦「トモダチ作戦」に参加した元米海軍パイロットのダン・ロップさんのストーリーを紹介する動画を公開しました。
ジュリア・ロングボトム駐日イギリス大使は、自身の経験を語り、「被災地の若者を支援するチャリティーのために自転車で訪れた際、出会った方々の強さと温かさに感銘を受けました」と述べています。
特別な思いを寄せる国々
裕福とは言えないセルビアからは、多額の義援金が寄せられました。駐日セルビア大使館は、地方の小さな街からの義援金や、日本の子供たちを家族として迎えたいと願ったセルビアの小学生たちの真心に言及。「2014年のセルビア大洪水時には、日本から真っ先に支援を受けました。『困った時の友こそ真の友』という精神は、両国の絆の根幹にあります」と、日本の支援への感謝を述べています。
複雑な感情を抱えるのはリトアニア。3月11日は同国の独立記念日でもあるため、オーレリウス・ジーカス駐日リトアニア大使は、「リトアニアの独立をお祝いしながら、大震災で犠牲になった日本の皆様にお見舞い申し上げます」と綴りました。
復興への道のりは長く…
フランス、イタリア、アイルランド、ベルギー、スウェーデン、ノルウェー、タイ、そして事実上の台湾大使館である台北駐日経済文化代表処や、ロシアとの戦争を戦うウクライナの駐日大使館も、東日本大震災の犠牲者と被災者に哀悼の意を捧げました。
多くの支援があるにも関わらず、震災の傷跡は今も癒えず、復興は道半ばです。しかし、被災地の復興を願う人々、そして力を貸してくれる人々の中に、外国の方々も多くいることを、私たちは決して忘れてはなりません。