侍ジャパン、WBC準々決勝でベネズエラに逆転負け…強打に屈し初の4強入り逃す
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝で、侍ジャパンがベネズエラ代表に5-8で敗れ、初の4強入りを逃しました。初回から相手の強力打線に苦しみ、試合の流れを掴めない展開となりました。
初回に山本由伸が先制本塁打を許す
試合は初回、山本由伸投手がベネズエラのアクーニャ選手に156キロの直球を捉えられ、先頭打者本塁打を被弾。序盤から厳しい展開となりました。山本投手はその後も2失点を許し、4回2失点で降板。
五回、六回に痛恨のホームラン
3-0とリードしていた五回には、先頭打者への四球をきっかけにガルシア選手に2ランホームランを浴び、1点差に迫られます。さらに六回には、無死一、三塁のチャンスにアブレイユ選手が逆転3ランホームランを放ち、試合をひっくり返されました。
救援陣の圧力に屈した展開
デイリースポーツ評論家の関本四十四氏は、「3本のホームランは全部、真っすぐを打たれた。際どい変化球を見逃され、もしくはファウルで粘られて苦しくなったところで投げた真っすぐを完璧に振り抜かれた。相手の圧力に押され、捕手の若月としても苦しい配球となった」と、救援陣が相手の圧力に屈した点を指摘しています。
焦りがミスを招く
七回には種市選手の悪送球が重なり、8点目を献上。関本氏は、「スタートする選手が目に入り『ヨシッ』と思ったのだろうけど、ペナントレースではしないようなミス。全体的に焦り、押されていた雰囲気があった」と、チーム全体の焦りがミスを招いたと分析しています。
打線は奮闘も…
侍ジャパン打線は、三回に佐藤輝選手の同点二塁打、森下選手の3ランホームランで一度は逆転に成功。しかし、4回以降はベネズエラの継投に抑えられ、反撃の糸口を見出すことができませんでした。関本氏は、「由伸は調子が悪いなりに4回2失点でまとめ、佐藤も森下も厳しいボールをよく打った。日本打線が二回り目の対応力を示したが、逆に4回以降は相手の継投にかわされた。投打ともに相手の気迫、勢いに押された」と振り返りました。
今回の敗戦で、侍ジャパンのWBCの戦いは準々決勝で終了。強豪ベネズエラに屈し、目標としていた4強入りはなりませんでした。