小学館、『マンガワン』問題で第三者委員会を設置!過去の逮捕歴隠蔽、徹底調査へ
漫画アプリ『マンガワン』で起きた、過去に逮捕歴のある漫画家を別のペンネームで起用していた問題を受け、小学館が第三者委員会を設置することを決定しました。今回の決定は、問題の徹底的な解明と再発防止策の策定を目的としています。
問題の経緯
2月27日に小学館は、『マンガワン』で連載されていた漫画『常人仮面』の配信を停止しました。これは、同作の原作者である一路一氏が、過去に児童買春・ポルノ禁止法違反で逮捕・略式起訴され罰金刑を受けていた山本章一氏と同一人物であることが判明したためです。
小学館は、2020年に山本氏の逮捕を受けて『堕天作戦』の連載を中止しましたが、2022年には一路一というペンネームで『常人仮面』の連載を開始していました。小学館は、この起用判断に問題があったことを認め、被害に遭われた方々や関係者へ謝罪しています。
第三者委員会の調査内容
設置された第三者委員会は、以下の内容について調査を行います。
- 本事案に関する事実関係の解明
- 類似問題の有無の確認(2018年の従業員による問題行為も含む)
- 本事案が発生した原因の分析と再発防止策の提言
- その他、委員会が必要と認めた事項
委員会の構成
第三者委員会は、以下のメンバーで構成されています。
- 委員長:伊丹俊彦(弁護士、WIN法律事務所、元大阪高等検察庁検事長)
- 委員:福原あゆみ(弁護士、長島・大野・常松法律事務所)
- 委員:辺誠祐(弁護士、長島・大野・常松法律事務所)
今後の対応
小学館は、第三者委員会の調査に全面的に協力し、調査結果を関係者のプライバシーに配慮しつつ公表する予定です。また、必要に応じて対策を講じていくとしています。
今回の問題は、漫画業界における倫理観や責任について改めて問うものとなりました。小学館の今後の対応に注目が集まります。