小田急電鉄、全駅で駅員に小型カメラ導入!カスハラ対策で安全な駅環境を目指す
小田急電鉄が、全70駅の駅構内で業務を行う駅員の胸元に小型カメラを装着することを16日から開始しました。これは、近年増加傾向にある駅員へのカスタマーハラスメント(カスハラ)に対抗し、乗客と駅員の双方にとってより安全な環境を整備するための対策です。
なぜ小型カメラを導入するのか?
駅員が直面するカスハラは年々増加しており、対応に時間がかかると他の乗客へのサービス低下にもつながる可能性があります。小田急電鉄は、トラブル発生時の迅速な事態収拾と、駅員へのハラスメント防止を目的として、今回の導入に至りました。
カメラの仕組みとプライバシーへの配慮
手のひらサイズの小型カメラは、駅員の制服の胸元に固定されます。録画は、巡回時の異状発見や不審物発見、駅構内でのトラブル発生時、または駅員がカスハラを受けた場合に限定されます。また、録画中は赤ランプが点灯し、周囲にカメラが作動していることを知らせることで、プライバシーへの配慮も行っています。
業界初の全駅導入
JR東日本や西武鉄道、京浜急行電鉄も一部の駅で駅員にウェアラブルカメラを装着させていますが、全駅で導入するのは小田急電鉄が初めてです。小田急電鉄の広報担当者は「すべての駅で乗客と駅員の双方がより安全に過ごせる環境を目指したい」とコメントしています。
この取り組みが、鉄道業界全体における安全対策の強化につながることが期待されます。