メガバンク早期退職からコンビニバイトへ…60歳男性が気づいた「本当に大事なこと」
5年前にメガバンクを早期退職し、故郷に戻って暮らす直樹さん(60歳)。1年前からはコンビニエンスストアでアルバイトを始めました。東京で暮らす妻とは遠距離婚、子供もいないため、年収200万円でも十分な生活ができるという直樹さんが、コンビニ勤務を通して見えてきた「本当に大事なこと」とは?
銀行員時代の「階級」と「劣等感」
東大卒と私立大学トップクラスの大学卒。銀行に入行した当初から、直樹さんは周囲との「学歴による差」を意識していました。新人研修では、東大卒の行員たちの「頭の回転の速さ」に圧倒され、「ここではただの兵隊として人生が終わる」と感じたといいます。
優秀な行員は早期に海外や本社勤務の辞令を得る一方、直樹さんは東北地方の支店に配属。30歳まで東京に戻ることはできませんでした。「世界を舞台に活躍する仲間たち」と、「地元に根差した仕事」の違いに、劣等感を抱いていた時期もありました。
地元企業への融資から見えた「成功者の共通点」
地元の建設業者や工場への融資を主とする法人営業を担当した直樹さん。地域産業の活性化に貢献することにやりがいを感じていましたが、同時に「うまくいく経営者」と「うまくいかない経営者」の「決定的な違い」に気づき始めました。
「うまくいく人は私欲と情が薄い」。従業員に好かれようとせず、公私を切り分けて淡々と仕事をする。「だらしないボス」の下では会社は傾き、他人を怒鳴ったり感情的な態度をとる人も成功しない。直樹さんは融資の判断基準として、これらの点を重視していました。
30歳で東京へ、40歳で本社勤務
地元の顧客に溶け込み、成績も優秀だった直樹さんは、30歳の時に東京の支店に異動。その後、40歳で本社勤務となり、結果を残し続けました。しかし、その経験を通して直樹さんが気づいた「本当に大事なこと」とは、今後の記事で詳しく解説していきます。