和田竜二、藤岡佑介が調教師試験合格!名手2人が騎手引退を発表
JRA(日本中央競馬会)は11日、2026年度調教師免許試験(新規)の合格者を発表。現役騎手である藤岡佑介騎手(39歳)と和田竜二騎手(48歳)を含む4人が合格しました。両騎手は騎手としてのキャリアに終止符を打ち、来春から調教師として新たなスタートを切ることになります。
難関試験を突破した2人
JRAの調教師免許試験は、合格率が約5%と非常に狭き門。毎年多くの競馬関係者が挑戦するも、合格を勝ち取ることは至難の業です。そんな難関を突破した藤岡佑介騎手と和田竜二騎手は、その実力と知識を証明しました。合格は、自身の引退が確定する瞬間でもあり、新たな道への挑戦が始まります。
藤岡佑介騎手のキャリア
藤岡佑介騎手は、2004年にデビュー。JRA通算1101勝(1万2265戦)、重賞48勝という輝かしい成績を残しました。特に、2018年のNHKマイルカップをケイアイノーテックで制覇し、G1初勝利を飾ったことは記憶に新しいでしょう。同期には、川田将雅騎手、丹内祐次騎手、津村明秀騎手がいます。
和田竜二騎手のキャリア
和田竜二騎手は、1996年にデビュー。JRA通算1531勝(2万2115戦)、重賞50勝という圧倒的な実績を誇ります。テイエムオペラオーとのコンビで、1999年の皐月賞、2000年と2001年の天皇賞・春を連覇するなど、数々の名勝負を繰り広げてきました。同期には、高橋亮師、福永祐一師、古川吉洋らがいます。
調教師への道
調教師免許試験の受験資格は28歳以上。筆記試験、身体検査、口頭試験、人物考査など、幅広い知識と適性が求められます。合格後、技術調教師として約1年間の研修を受け、準備期間を経て、いよいよ調教師として開業を迎えることになります。
今年の申請者は118人。厳しい競争を勝ち抜いた藤岡佑介騎手と和田竜二騎手。今後の活躍から目が離せません。
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