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テレビ報道の革命児・久米宏さん逝去81歳「政治は風俗を語るように」

投稿日:2026年01月14日

報道ステーションの前身『ニュースステーション』のキャスターを18年間にわたり務めた久米宏さんが、8月8日、81歳で亡くなりました。時に厳しく、そして痛快に、ニュースの本質に迫るその姿は「テレビ報道の革命児」と称され、多くの人々に影響を与えました。

久米宏さんの革新的な報道スタイル

久米さんは、従来のテレビ報道の枠にとらわれず、“もの”を使う演出を積極的に取り入れ、政治ニュースの伝え方を大きく変えました。また、政治家に対して真正面から質問を投げかける姿勢は、誰に対しても物おじしないその人柄を表していました。

記憶に残る名言と名場面

1987年、中曽根康弘内閣が防衛費の対GNP比1%枠の撤廃を決定した際、久米さんは「確かに1%突破はそのまま軍拡にはつながりませんが、平和国家の砦であったことは間違いない。破った中曽根総理の名前は、我々は記憶の底にとどめておくべきだと私は思います」と、鋭い視点で政府の決定を批判しました。

また、1985年には中曽根康弘氏に対して「私個人的にはあまり中曽根さんって方、好きじゃないんですが、幹事長はお好きですか?」と、ストレートな質問を投げかけ、金丸信幹事長を困惑させる場面もありました。

リクルート事件や宇野内閣への批判

1988年に発覚したリクルート事件では、当時の竹下登総理の退陣を迫る中で「1億5000万円ももらう。特定の企業とそんなに癒着した人間が総理大臣でいて、フェアな政治ができるはずがないと小学生でも分かる理屈を、国民は感じているということをお忘れなきように」と、痛烈な批判を展開しました。

1989年には、わずか69日間で退陣した宇野宗佑内閣の総理候補だった海部俊樹氏に対して「海部さんが総理総裁になったら、これは“竹下リモコン内閣”だと。もう言われていることはご存じですよね?」と、その政治的立場を厳しく問い詰めています。

政治家との距離感

久米さんは、政治家との距離感を常に意識し、1998年の自民党総裁選では、候補者だった小渕恵三氏に対して「国民としては一抹の不安が。どんな人だか分からない方が内閣総理大臣にって気持ちがあるんですけど」と、国民の心情を代弁するようなコメントを残しました。

羽田孜氏からは「久米さんは怖いぞ」と言われるほどで、自民党内からも一目置かれる存在でした。しかし、久米さんは「僕は自民党に嫌われてるんじゃないかと。気が弱いもので」と謙遜していました。

久米宏さんの遺したもの

「政治は風俗を語るように」という座右の銘を持つ久米宏さん。その革新的な報道スタイルと、政治の本質を見抜く鋭い視点は、テレビ報道の歴史に大きな足跡を残しました。彼の遺したものは、これからも多くのジャーナリストに受け継がれていくことでしょう。

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