宇宙と地球を繋いだ31文字の物語!俵万智と油井亀美也さんの感動のやり取り
国際宇宙ステーション(ISS)での約5ヶ月間の長期滞在を終え、無事地球に帰還した油井亀美也宇宙飛行士。その油井さんに、歌人俵万智さんが地上から短歌でエールを送ったところ、なんと宇宙から返歌が届いたという、夢のような出来事が話題になっています。
宇宙飛行士に贈られた、地上からのエール
日本の実験棟「きぼう」での活動を通して、将来の月・火星探査や次世代宇宙ステーションの運用に向けた知見の獲得に貢献した油井さん。そんな油井さんに向けて、俵万智さんはX(旧Twitter)で短歌を投稿しました。
誰もみな小さな光それぞれにそしてすべてにエールを送る
宇宙ステーションでの活動映像を度々ポストしていた油井さんへの応援の気持ちが込められた短歌です。俵さんは「長歌に添える反歌のように一首詠んでみました。」とコメントしています。
宇宙から届いた、光の手紙
帰還直前、油井さんは宇宙ステーションから見えた地球のオーロラをタイムラプスで記録し、その映像を地上に届けました。それに対し、俵さんは
ふいに来る残り時間を輝いて宇宙から見る日本のかたち
という短歌を投稿。油井さんの無事の帰還を願う気持ちを込めました。そして、なんと油井さんから返歌が届いたのです!
カメラ越し見える光と見つめ合い互い励ます瞬間が好き
まるでポルノグラフィティの歌詞「ラヴ・E・メール・フロム・ビーナスなんて素敵ね」が現実になったかのような、感動的なやり取りです。
最後の別れと、希望の光
帰還を控え、油井さんは日本の実験棟「きぼう」に別れを告げるように、機内消灯の映像を投稿。それに対し、俵さんは
ひとつずつ灯りは消えて暗闇は希望のサインと思う星空
という最後の歌を宇宙に送りました。様々なミッションを無事に完了した油井さんは、日本時間1月15日午後5時40分ごろ、無事地球に帰還しました。
言葉の力、テクノロジーを超えて
俵万智さんは以前のインタビューで、「今の時代ならではの現象が次々と起きて、言葉オタクとしては目が離せない」と語っています。地上と宇宙で、31文字を送りあうという、テクノロジーが極限まで進んだ先で、いちばん遠くまで届いたのは、言葉でした。この感動的なやり取りは、多くの人々に希望と感動を与えています。
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