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有終の銀!坂本花織、五輪3大会の軌跡を振り返り-涙と笑顔のラストダンス

投稿日:2026年02月20日

フィギュアスケート女子の坂本花織選手(シスメックス)が、ミラノ・コルティナ五輪で銀メダルを獲得し、現役引退という形で華々しいキャリアに終止符を打ちました。日本女子初の3大会連続五輪出場という偉業を達成した坂本選手の、平昌、北京、そしてミラノの3つの五輪をプレーバック。数々の名言やエピソードとともに、その感動の軌跡を辿ります。

平昌五輪(2018年)-苦難のデビュー、そして未来への誓い

17歳で臨んだ平昌五輪は、シニア1季目の坂本選手にとって苦いデビューとなりました。団体フリーでは自己ベストを大きく下回る結果に終わり、日本代表の一員として申し訳なさを感じていました。しかし、個人戦では自己ベストを更新し、6位入賞。「オリンピックは魔物がいるってよく聞く。とりあえず、その魔物には勝ったかな」という、後の名言となる一言を残しました。実は、個人戦前に胃腸炎で救急搬送されるというアクシデントもありましたが、先輩の宮原知子選手からの励ましを受け、見事に乗り越えました。「連続で出られるように4年間やりこんで、次はパーフェクトで自己ベストを更新できるようにしたい」と、次なる舞台への決意を表明しました。

北京五輪(2022年)-銅メダル獲得、そして新たな自信

21歳で迎えた北京五輪では、団体フリーでノーミス演技を披露し、日本の銅メダル獲得(後に銀メダル)に大きく貢献しました。個人戦では、SPで自己ベストを更新し3位発進。「(トリプル)アクセルなしでここまで出せたのは、自信になった」と語り、ロシア勢に食らいつきました。そして、フリーでも自己ベストを更新し、銅メダルを獲得。日本女子としては、浅田真央選手以来4人目の表彰台登板となりました。「まだ実感わかない。一緒の立場にいて大丈夫なのかな」と、喜びを噛みしめる一方で、謙虚な姿勢を見せました。また、SP練習中に転倒した際の「気づいたら、スコーン。天井見えてた」という発言は、ファンから愛される“スコーンエピソード”として語り継がれています。

ミラノ五輪(2026年)-3大会連続出場、そして有終の銀

25歳で迎えたミラノ五輪は、日本女子初の3大会連続出場となりました。今シーズン限りでの引退を表明していた坂本選手にとって、“ラストダンス”となる大会。団体では、SP、フリーともに今季世界最高点を記録し、日本の銀メダル獲得に大きく貢献しました。個人戦では、SP2位と好発進を見せましたが、フリーではわずかなミスが重なり、金メダルには届きませんでした。しかし、銀メダルを獲得し、目標を達成。「この五輪の舞台で、先生たちに最高の景色を見せてあげたかった。前回(銅メダル)よりはいいけど、もう1個、いい色がよかったというのが正直」と、涙ながらに語りました。3度の五輪を振り返り、「初めての平昌オリンピックは(出場)1枠を自分に当ててくれて、出ることができて。そこから4年頑張って…」と、これまでの道のりを振り返りました。

坂本花織選手の五輪3大会は、苦難、挑戦、そして栄光に満ち溢れていました。その輝かしい功績は、多くの人々に感動と勇気を与え、フィギュアスケート界に新たな歴史を刻みました。

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