台風通過後も油断は禁物!雨が止んでも水位が上がる「見えない危険」とは?
台風が弱まっても安心できない!「温帯低気圧」化による風の広がりに注意
現在、日本列島に接近している台風6号ですが、気象庁の最新情報によると、中心気圧は徐々に高くなっており、台風としての勢力は弱まりつつあります。しかし、片平敦気象予報士は「台風の形は崩れてきているのに、強風域の範囲はむしろ広がっている」と警鐘を鳴らしています。これは台風が温帯低気圧へと変わる過程で起こる現象です。4日正午までには完全に温帯低気圧へと移行する見込みですが、「台風としての姿がなくなっても風は広い範囲で強く吹く」ため、最後まで警戒が必要です。また、台風通過後は風向きが急激に変わることもあるため、これまで風よけになっていた場所でも油断せず、最新の気象情報を確認するようにしましょう。
「1カ月分の雨が1日で」猛烈な雨による地盤の緩みに警戒を
今回の台風で特に恐ろしいのが、記録的な大雨です。三重県尾鷲市では、24時間で515.5ミリという、通常であれば1カ月分に相当する雨量がわずか1日で観測されました。片平気象予報士も「1回の雨で1カ月分が降れば、災害が起きてもおかしくない」と指摘しています。ここで注意すべきなのが、「雨が止んだ後も川の水位は上がり続ける」という点です。上流で降った雨が時間をかけて下流へと流れ込んでくるため、天候が回復しても河川の増水や土砂災害のリスクは残ります。周囲の状況には十分注意し、自治体からの避難情報や