【納豆の真実】混ぜる回数で栄養は変わる?管理栄養士が教える「効率的な食べ方」
混ぜる回数で栄養価は変わるの?気になる疑問を解決!
7月10日は「納豆の日」。日々の食卓に欠かせない納豆ですが、インターネット上では「たくさん混ぜるほど美味しくなる」「栄養が増える」といった説が飛び交っていますよね。そこで、管理栄養士の岸百合恵さんに、納豆の正しい食べ方と栄養の効果について詳しく聞いてみました。結論から言うと、混ぜる回数によって栄養価そのものが大きく変わるという科学的な証拠はありません。ただし、混ぜることで大豆の細胞が崩れ、うま味成分を感じやすくなったり、空気が入ることで食感がふわふわになったりと、おいしさを引き出す効果は期待できます。「栄養のために無理に何百回も混ぜる必要はない」とのことなので、自分が一番おいしいと感じる回数で楽しむのが正解のようです。
納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」の驚くべき働き
納豆の代名詞ともいえるネバネバ成分に含まれるのが、タンパク質分解酵素の「ナットウキナーゼ」です。これは血栓を溶けやすくする働きがあるとして注目されており、血圧やコレステロールを下げる効果も期待されています。注意点として、酵素は熱に弱いため、高温での加熱は避けるのがベストです。また、納豆菌自体も腸内環境を整えたり、血糖値の急上昇を抑えたりする働きがあるため、ダイエット中の方にも最適な食材と言えます。
夕食に食べるのがおすすめ!効率よく摂取するコツ
ナットウキナーゼの効果は摂取してから約4時間後にピークを迎え、約8時間持続すると言われています。そのため、血栓ができやすい深夜から早朝の時間帯をカバーするために、夕食時に納豆を食べるのが特におすすめです。また、「糸引き納豆」と「ひき割り納豆」で迷ったときは、噛む回数が増えて満腹感を得やすく、食物繊維や鉄分が豊富な「糸引き」を。消化の良さやビタミンKの摂取を優先したいなら「ひき割り」を選ぶなど、自分の体調や目的に合わせて使い分けてみてくださいね。