【訃報】山田五郎さん逝去、67歳。がん闘病中も最後まで貫いた「知の探求者」の生き様
「孫と話すまで」叶わなかった願い、山田五郎さんが遺した言葉
テレビ番組『出没!アド街ック天国』でおなじみ、評論家・編集者としてマルチに活躍した山田五郎さんが、7月14日に67歳でこの世を去りました。2024年10月に「ステージ4Bの原発不明がん」であることを公表し、闘病生活を送りながらも、ギリギリまで仕事を続けていた姿は多くの人の胸を打ちました。所属するYouTubeチャンネル『
「このザマですけどね」最期まで失わなかった軽妙さと知性
亡くなる直前の7月17日、山田さんは鼻にチューブを装着した姿で動画に出演し、最新刊の発売を報告しました。「このザマですけどね」と自虐を交えつつも、体力の限界に達した自身の状況を率直に語る姿は、最後まで「知の功労者」としての気概に溢れていました。3月に昏睡状態を経験し、歩くことや食事すらままならない過酷な闘病だったにもかかわらず、自身の知識を世の中に伝えようとした姿勢に、視聴者からは「日本に美術の楽しさを教えてくれてありがとう」といった感謝のコメントが数多く寄せられています。長年愛された番組『アド街』で、知識と軽妙な語り口で視聴者を魅了し続けた山田五郎さん。彼が遺した数々の知見は、これからも多くの人の中で生き続けていくはずです。