財津和夫、52年間のバンド人生で初めて感じた「普通の幸せ」とは?免許更新の検査で受けた意外な気づき
「私は浮いていない」52年間の音楽活動を経てたどり着いた境地
「心の旅」や「青春の影」などの名曲で知られるバンド「チューリップ」の財津和夫さんが、自身の著書『大丈夫さ私の履歴書』の中で、後期高齢者の運転免許更新にまつわる心温まるエピソードを明かしました。52年間、ステージという特殊な世界で走り続けてきた財津さんにとって、この認知機能検査は「社会との繋がり」を再確認する貴重な時間となったようです。
特別な自分から「社会の一員」へ。検査で得た清々しさの正体
試験会場で自分と同じ世代の人々に囲まれ、真剣に答案用紙に向き合う中で、財津さんは「私は浮いていない。みんなと馴染んでいる」という不思議な喜びを感じたといいます。プロのミュージシャンとして長年「社会の枠組み」とは少し離れた場所にいた彼にとって、無慈悲で平等な検査を受けることは、かえって「世間知らずから卒業できた」という新鮮な感覚をもたらしました。「52年間がなかったかのような清々しさ」という言葉からは、等身大の自分を受け入れた財津さんの穏やかな心境が伝わってきます。財津さんの人生哲学が詰まった自伝『