元宝塚トップスター寿美花代さんが死去、94歳。高島忠夫さんとの「おしどり夫婦」の物語
宝塚の黄金時代を築いたスターの旅立ち
元宝塚歌劇団の男役トップスターとして一時代を築き、テレビや映画でも多くのファンに愛された俳優の寿美花代さんが、3日午前、老衰のため94歳で亡くなられました。宝塚歌劇団での華やかな活躍はもちろんのこと、私生活では俳優の故・高島忠夫さんと結ばれ、芸能界を代表する「高島ファミリー」の母として、長年温かい家庭を築いてきたことでも知られています。
伝説の「おしどり夫婦」として愛された日々
1948年に宝塚歌劇団に入団した寿美さんは、初主演の「猿飛佐助」で早くも頭角を現し、星組男役のトップスターとして劇団の黄金期を支えました。1963年の退団と同時に高島忠夫さんと結婚。夫婦で司会を務めた料理番組「ごちそうさま」は25年以上にわたって放送され、お茶の間の人気番組となりました。また、夫である忠夫さんがうつ病に苦しんだ際には、寿美さんが長年にわたり献身的な介護と支えを続け、家族の絆を守り抜いたエピソードは多くの人々の胸を打ちました。
次世代へ受け継がれる芸能一家のDNA
寿美さんと高島忠夫さんの息子である高嶋政宏さん、政伸さん兄弟も、現在は日本を代表する実力派俳優として第一線で活躍しています。まさに芸能一家として多くのファンから愛されてきた寿美さん。宝塚歌劇団100周年式典への出演など、晩年までその気品あふれる姿を届けてくれました。心よりご冥福をお祈りいたします。