【甲子園】「失敗をおそれるな」骨折の工修哉がエース斉藤へ送ったエール。有明高の絆に涙
ライバルであり、最高の仲間。九回裏のマウンドで交わされた熱い言葉
第108回全国高校野球選手権大会の準々決勝、有明(熊本)と健大高崎(群馬)の一戦で見せた、感動的な光景が多くの野球ファンの心を打ちました。試合は0-0で迎えた九回裏、2死満塁というサヨナラ負けのピンチ。有明の工修哉投手は、利き手の左手を骨折しながらも、伝令としてエース・斉藤遼汰郎投手の元へ駆け寄りました。
「笑顔で楽しめ」骨折した仲間からの言葉がエースを奮い立たせた
「失敗をおそれず、笑顔で甲子園を楽しめ」。工選手から投げかけられたこの言葉に、斉藤投手は大きく頷き、マウンドで最高の笑顔を見せました。その直後、渾身のストレートで空振り三振を奪う姿は、まさにチームの絆を感じさせる名場面でした。残念ながら試合はタイブレークの末に敗れましたが、有明が甲子園で見せたひたむきなプレーと、エースと背番号10の間にあった深い信頼関係は、観客に感動の嵐を巻き起こしました。
互いに高め合ったライバル関係。有明旋風は人々の記憶に刻まれる
工選手は入学当初、球速118キロの投手でしたが、3年間ひたむきな努力を重ね、143キロまで球速を伸ばしました。エースの座を争いながらも、互いの存在が能力を引き出し合ってきた二人の関係は、まさに青春の集大成と言えるでしょう。今大会、初出場ながらベスト8という素晴らしい成績を残した有明高校の戦いぶりは、今後も多くの高校球児の胸を熱くし続けるはずです。詳しい試合結果などは、