鍵山優真、五輪代表決定も涙の告白「弱いなという感情が…」父・正和コーチが語る課題と成長
フィギュアスケート界のスター、鍵山優真選手(オリエンタルバイオ/中京大)が、12月20日に行われた全日本選手権で優勝し、ミラノ・コルティナ五輪の代表を決定しました。しかし、その喜びの裏には、本人の悔し涙と、父でありコーチでもある正和コーチの課題指摘がありました。今回の記事では、鍵山選手の全日本選手権のパフォーマンスと、五輪に向けて克服すべき課題について詳しく解説します。
全日本選手権での劇的な勝利と涙の理由
全日本選手権のフリーで、鍵山選手は2位に大差をつける圧巻のパフォーマンスを見せました。しかし、結果を確認した瞬間、両手で顔を覆って号泣。その理由について、鍵山選手は「本当に悔しすぎて…。優勝したからというより、自分は弱いなという感情が溢れ出てきてしまって」と語りました。人前で泣くことをあまり好まないという彼にとって、この涙は、自身の未熟さと更なる成長への決意を表していると言えるでしょう。
父・正和コーチからの厳しい分析と愛情
隣に座っていた正和コーチも、息子の涙の理由を深く理解していました。「全日本は特別な試合なので、結果だけを見れば満足していますが、演技では、日々口をすっぱくして言ってきたことが大一番で出てしまった。僕の言っていることが心に刺さっているというか、本当にわかったんだと思います。それで悔し泣きをしたのだと思います」と、愛情と期待を込めて分析しました。
課題は「気持ち」?試合でデリケートになりすぎる原因
鍵山選手は、ショートプログラム(SP)で今季2度目の100点台を超える104.27点を記録し、合計300点超えの準備を整えました。しかし、フリーでは、序盤こそ好調でしたが、トリプルアクセルからの3連続ジャンプで最初のアクセルがパンクし、4回転トーループも転倒。結果的にフリーは183.68点、合計287.95点にとどまりました。
正和コーチは、その原因を「試合では後半になるとデリケートになりすぎてしまう。失敗したくないという気持ちが先に立ちすぎてそうなりやすい」と指摘。踏み切る前の構えで一瞬躊躇したことが、パンクの原因だと分析しました。自信のつけ方や、試合に臨む気持ちの持ち方が、五輪に向けて鍵山選手が克服すべき課題と言えるでしょう。
五輪までの残り時間、成長への期待
鍵山選手は、「以前はフリーで挽回することが多かったんですけど、今季はなかなかフリーをそろえられないので、優勝にふさわしい演技ができなかったという気持ちがすごく強かったです」と語り、五輪までの残り1カ月を「これまでの失敗や成功の体験をすべて自分の強みに変えていけるように、しっかりと頑張りたいと思います」と決意を新たにしました。
メンタル面での成長が鍵となる鍵山優真選手の今後の活躍に、多くのファンが期待を寄せています。
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