高市首相、当選自民議員にカタログギフト配布…野党から「金権体質」と批判
自民党の高市早苗首相が、今回の衆議院選挙で当選した自民党議員全員にカタログギフトを配布したことが明らかになり、野党から「古い金権体質」だと批判の声が上がっています。
高市首相がカタログギフト配布の理由を説明
高市首相は自身のX(旧Twitter)で、当選した議員への労いの気持ちとして、奈良県第2選挙区支部としてカタログギフトを贈ったことを公表しました。「一人一人に適当な品物を選ぶ時間もなく」という理由からカタログギフト形式を選んだとしています。また、今回の支出には政党交付金は一切使用していないと説明しています。
しかし、この行為に対し、野党からは厳しい批判が相次いでいます。中道改革連合の小川代表は「にわかに信じがたい。“高市首相よあなたもか”となりかねない」とコメントし、財源を含めた説明責任を求めています。共産党の小池書記局長もXで「高市首相が自民党の古い金権体質をそのまま引き継いだ政治家だと明らかになった」と投稿しています。
過去の事例との比較
自民党では、2025年3月に当時の石破前首相が新人議員に10万円分の商品券を配布したことが批判を浴びたばかりです。今回の高市首相のカタログギフト配布は、過去の事例と合わせて、自民党の金権体質に対する批判を再燃させることになりそうです。
政府高官の見解
政府高官は今回の件について「社会通念上、理解の得られる範囲なら問題ないと思う」との見解を示しています。しかし、野党の批判は根強く、今後の国会での議論が注目されます。
今回の高市首相のカタログギフト配布は、政治資金規正法に抵触する可能性はないものの、国民の感覚から乖離した行為として、自民党への信頼を損なう恐れがあります。今後の自民党の対応と、野党の追及がどう展開していくのか、注視していく必要があります。