ワーナー買収戦、パラマウントが勝利!ネットフリックスは撤退へ
米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の買収合戦が激戦の末、パラマウント・スカイダンスに軍配が上がりました。動画配信大手ネットフリックスは26日、買収から事実上撤退することを発表しました。
買収合戦の経緯
WBDは昨年12月、ネットフリックスと720億ドル(約11兆円)で買収合意を発表。しかし、パラマウントも買収に名乗りを上げ、一気に争奪戦が激化しました。
パラマウントは24日、買収価格を従来の1株当たり30ドルから31ドルに引き上げる修正案を提示。買収額は1110億ドル(約17兆円)に達するとブルームバーグ通信が報じていました。
ネットフリックスの撤退理由
ネットフリックスは声明の中で、パラマウントの提案に追随して買収価格を引き上げた場合、「もはや財務的な魅力がなくなる」と指摘しました。さらに、「この取引は、いかなる価格でも『必ず手に入れるべき』ものではなかった」とし、買収を断念する方針を明確にしました。
パラマウントが手にするもの
パラマウントは、映画製作スタジオや動画配信サービス部門に加え、不振の報道部門であるCNNなど、WBDの事業全体を獲得する提案を行っています。今回の買収により、メディア業界におけるパラマウントの存在感はさらに高まることが予想されます。
今回の買収劇は、動画配信サービスの競争激化とメディア企業の再編を象徴する出来事と言えるでしょう。