トランプ氏、スペインとの貿易断絶を警告!イラン巡る対立で強硬姿勢
米国とイスラエルがイランと対立する中、スペインが米軍による軍事基地の使用を拒否したことを受け、ドナルド・トランプ前大統領はスペインとの貿易を断つと宣言しました。緊迫する国際情勢の中で、トランプ氏の強硬な姿勢が注目を集めています。
米軍基地使用拒否がきっかけ
トランプ氏は、スコット・ベッセント財務長官に対し「スペインとの全ての貿易を停止」するよう指示したと発表しました。同時に、「米国が望めばスペインの基地を使用できる」と主張し、「誰もわれわれに基地を使用するなとは言わせない」と強い言葉で牽制しました。さらに、「明日、いや今日にでもスペインに関わる全ての取引を止めることができる」として、禁輸措置の可能性も示唆しています。
NATOとの関係悪化も懸念
この発言は、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相との会談で行われました。NATO加盟国は昨年、国防費をGDPの3.5%に引き上げる目標で合意しましたが、スペインのペドロ・サンチェス首相はこれに反対しています。トランプ氏は、スペインには「優れた指導者」がいないと批判し、「われわれはスペインとは一切関わりたくない」と切り捨てました。
米軍機はスペイン基地を離陸
複数の報道によると、スペイン当局が自国の軍事基地をイランへの攻撃に使用させないことを明確にしたため、米軍機は2日にスペインの基地を離れたとのことです。スペイン外務省は、現時点では公式なコメントを発表していません。
イラン攻撃と報復、そして戦争の長期化
サンチェス首相は、米軍によるイランへの空爆を「不当かつ危険な軍事介入」と非難しています。米軍とイスラエル軍は2月28日にイランへの攻撃を開始し、イランの最高指導者アリ・ハメネイ師が死亡しました。トランプ氏は当初、軍事作戦は4~5週間続くと予想していましたが、後に「事実上無制限」の武器供給により、米国は「永遠に」戦争を続けられると明言しました。
これに対し、イランはイスラエルだけでなく、周辺の米軍基地や大使館、そしてバーレーン、サウジアラビア、カタール、UAEといった近隣諸国を空爆しました。これまでに少なくとも6人の米軍兵士が死亡しています。トランプ氏は、イランが「先制攻撃を計画していた」と確信していると述べています。
国際社会は、この紛争の激化と長期化に強い懸念を抱いています。