米国全州でガソリン価格が3ドル超え!イラン攻撃で60セント高騰、今後の価格変動は?
ドナルド・トランプ大統領によるイラン攻撃以降、米国のガソリン価格が急騰しています。1週間で平均60セント(約95円)も上昇し、ついに全州でレギュラーガソリンの平均価格が1ガロンあたり3ドル(約477円)を超える事態となりました。
ガソリン価格高騰の現状
アメリカ自動車協会(AAA)によると、3月11日時点での全米平均価格は1ガロンあたり3.578ドル。2月26日(米国とイスラエルがイランへの攻撃を開始する2日前)の2.98ドルから59.8セントも上昇しています。これまで最も安価だったカンザス州でも、紛争開始後初めて3ドルを超えました。
ディーゼル燃料の価格上昇も著しく、先週初めの3.77ドルから4.83ドルへと28%も跳ね上がっています。州別の平均価格が最も高いのはカリフォルニア州の1ガロンあたり5.34ドルで、ワシントン州(4.72ドル)、ネバダ州(4.36ドル)がそれに続いています。
ホワイトハウスの見解と専門家の予測
ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は、ガソリン価格の高騰は「一時的」であると主張し、価格が攻撃前よりも低い水準まで下落すると約束しました。しかし、市場環境は不安定で、専門家の間でも意見が分かれています。
ガス・バディのパトリック・デ・ハーン氏は、当初4月にはレギュラーガソリンの平均価格が4ドルに達すると予測していましたが、原油価格の急落を受けて発言を撤回しました。原油価格は一時1バレルあたり120ドルまで高騰しましたが、トランプ大統領の「イランとの戦争はすぐに終結する」という発言後、約93ドルまで下落。さらに10日朝には約88ドルまで下がり、価格の頭打ちを示唆しました。
原油価格を揺るがす新たな要因
しかし、1日あたり90万バレル以上を処理するアラブ首長国連邦のルワイス製油所がドローン攻撃で閉鎖されたことで、原油価格は再びわずかに上昇。その後、11日には84ドルまで下落しています。このように、原油価格は地政学的リスクによって大きく変動しており、今後のガソリン価格の動向を予測することは困難です。
ガソリン価格の変動は、私たちの生活に直接影響を与えます。今後のニュースに注目し、賢く情報収集を心がけましょう。