ガソリン価格が急騰!一夜で26円値上げ、200円超えも…「駆け込み需要」とスタンドの悲鳴
イラン情勢の悪化を受け、ガソリン価格が急騰しています。長野市内のガソリンスタンドでは、3月12日朝にはレギュラーガソリンの店頭価格が200円に達する場所も現れ、前日夜には「駆け込み需要」による長い列ができていました。
一夜で26円の値上げ!利用者の声
3月11日はレギュラー1リットルあたり174円だったガソリンスタンドが、翌12日には200円に。たった一夜で26円も値上がりし、利用者からは驚きの声が上がっています。
「昨日、駆け込みで来ようと思ったんだけど時間がなくて…。こんなに上がるとは思わなくてびっくり」
「これからどうなるのか心配。もう上がらないでほしい」
スタンド側の懸念と政府の対応
今回の急激な値上げに対し、ガソリンスタンドの経営者からは売上減少への懸念の声が上がっています。
渡辺商事・長野北セルフSS清水剛史所長は、「ここまでの値上げ幅はあまりないこと。私も初めての状況。ここまで高値になると客の“買い控え”になるか、店も売り上げが落ち込むかなと」と語っています。
政府は、この事態を受け、石油備蓄の放出と補助金の再開を発表しました。高市総理は11日夜、「石油の備蓄を16日にも放出する」とし、19日から政府の補助金も再開し「全国平均で1リットル当たり170円程度に抑える」としています。
補助金反映までの期間と今後の見通し
しかし、政府の補助金などが店頭価格に反映されるまでには1週間から2週間程度かかる見通しです。そのため、当面の間は高止まりする可能性も考えられます。
今回のガソリン価格の急騰は、イラン情勢の悪化による石油輸送の混乱が原因です。ホルムズ海峡が事実上封鎖される可能性が高まり、原油価格が上昇したことが背景にあります。今後の情勢次第では、さらなる価格変動も予想されます。