巨人・長野久義、引退試合で鮮やか復活!高校の後輩・進藤への感謝も語る
2026年3月14日、東京ドームで行われた巨人対日本ハムのオープン戦は、昨年限りで引退した長野久義氏(41)の引退試合として特別な一日となりました。編成本部参与としてチームに貢献する長野氏は、この日限りで“現役復帰”を果たし、大歓声の中で見事な一打を放ちました。
236日ぶりの一振り!鮮烈な中前打
昨年7月21日の阪神戦以来、236日ぶりに東京ドームの1軍戦に姿を見せた長野氏は、1-8でリードを許した8回2死の場面で代打として登場。日本ハムの剛腕・柳川の149キロ直球を見事に捉え、中前に鮮やかな一打を放ちました。
打席後、長野氏は「投手の柳川君も真っすぐどんどん投げてくれましたし。捕手の進藤は高校の後輩なので、打たせてくれたと思います」とユーモアを交えながら語り、会場を沸かせました。さらに、「二塁に上川畑選手がいたんで、大学の後輩なんで捕るかなと思ったんですけど。良かったです、捕らなくて」と後輩への愛情も表現しました。
緊張はなかった!?意外な素顔とユーモラスなエピソード
ドーム全体が異様な熱気に包まれる中、長野氏は「びっくりするぐらい緊張はしていなかった」と明かしました。しかし、「最初にスイングした時に、ちょっと手袋が破けてしまって。僕、それがすごい気になっちゃって、どうしようかと思いながらちょっと隠してやってました」と、思わず笑いを誘うエピソードも披露しました。
最後の晴れ舞台を締めくくる
続く岸田の右前打では、三塁へ果敢に走った長野氏。「本当に転ばないように走ってました。そしたらセカンドベースがめちゃくちゃデカくて。ベース大きくなってたんで、それを痛感しました」と、変化したグラウンドに驚いた様子でした。9回には右翼守備にも就き、常谷の飛球を落ち着いて処理しました。
この日、後輩の岡本(ブルージェイズ)や村上(ホワイトソックス)、坂本(阪神)ら侍ジャパンのメンバー、そして広島・新井監督、ヤクルト・池山監督ら多くの先輩、後輩から花が贈られ、長野氏は「本当にうれしい。たくさんのお花をいただいて、本当に感謝してます」と、感謝の気持ちを述べました。感動的な引退試合は、多くのファンに忘れられない一日となったでしょう。
長野久義選手プロフィール
長野久義(ちょうの・ひさよし)1984年(昭59)12月6日生まれ、佐賀県出身の41歳。筑陽学園(福岡)から日大入り。06年大学・社会人ドラフトで日本ハムの4位指名を拒否しHonda入社。08年ドラフトでもロッテの2位指名を拒否し、翌年1位で巨人入り。10年に新人王、11年に首位打者、12年に最多安打、11~13年ベストナイン、ゴールデングラブ賞獲得。18年オフにFA人的補償で広島移籍。22年オフに無償トレードで巨人に復帰した。通算1651試合1512安打163本塁打623打点99盗塁、打率.280。1メートル80、85キロ、右投げ右打ち。