大物女優を救った“のり弁”の奇跡!ドラマ制作の裏側を描く漫画『ロケ弁の女王』に注目
テレビドラマの裏側で、現場の雰囲気を左右する意外な存在…それは、制作部が手配するロケ弁です。漫画『ロケ弁の女王』は、そんなテレビ業界の知られざる一面を、お弁当を通して描いた作品です。ドラマのクランクイン初日、主演女優の篠宮みきさんの緊張でピリついた現場を、新人制作部の俵米子さんが手配した津多屋の二段のり弁が救ったエピソードは、まさに奇跡的!
『8時だヨ!全員集合』ゆかりの老舗ロケ弁
原作はのやまあきさん、演出はつのだふむさん(@tsunoda_fumm)、作画はサエグサケイさん(@saegusakei)という豪華タッグ。本作は、『8時だヨ!全員集合』をきっかけに誕生した老舗「津多屋」の二段のり弁が、篠宮みきさんの心を掴み、現場の空気を一変させるシーンから物語が始まります。
新人のミスから始まる成長物語
俵米子さんは、大物俳優が苦手な辛いお弁当を発注してしまうという痛恨のミスを犯しますが、そこから失敗を繰り返しながらも成長していく姿が描かれています。演出のつのださんは、米子の成長ポイントとして第21話の喜山編を挙げ、他者の仕事の大変さを知り、周りへの気配りができるようになることが、彼女を変えたと語ります。
お弁当に込められた作り手の想い
ロケ弁には、お店側と食べる側の双方に物語があると言います。作画担当のサエグサケイさんは、「おいしくなれ」と念じながらお弁当を描いているとのこと。カラーリングチームの研究も重なり、冷めたお弁当が漫画の中で鮮やかに、そして食欲をそそるように表現されています。
ドラマ化への期待
全29話を通して、テレビ業界の光と影、そしてお弁当に救われる人々のドラマを描き切った本作。制作陣は、ドラマ化を熱望しており、実現した際には現場へ渾身の差し入れに行きたいと語っています。明日からの仕事の合間に食べるお弁当が、少しだけ愛おしくなる、そんな作品です。