早稲田大法学部から異色のマラソン代表へ!小林香菜選手が語る、世界陸上入賞までの道のりと五輪への決意
昨年9月の世界陸上女子マラソンで7位入賞を果たし、2028年ロサンゼルス五輪代表選考レースMGCへの出場権を手にした小林香菜選手(24歳)。早稲田大学法学部出身という異色の経歴を持つ彼女が、自身の挑戦と、今後の目標について語りました。
官僚志望からランナーへの転身
小林選手は、もともと国家公務員を目指し、総務省への就職を考えていました。しかし、大学時代にランニングサークルで練習を重ねるうちに、陸上競技への情熱が芽生え、本格的に取り組みたいという思いが強くなっていきました。
「自分で覚悟を決めて、実業団の世界に足を踏み入れたからこそ、何とかここまで頑張ってこられたように思います」と小林選手。大塚製薬陸競技部に所属する現在、充実した環境で練習に励んでいます。
実業団入りへの苦労と葛藤
しかし、実業団への道は決して平坦ではありませんでした。体育会に所属しておらず、知り合いもいない中、チームへのアプローチは難航しました。知人を通じて関係者と接触したり、ホームページからメッセージを送ったりするも、なかなか返事がもらえず、不安と焦りを感じたそうです。
さらに、公務員試験に向けて順調に準備を進める友人たちの姿が、自身の進路に迷いを抱かせる要因となりました。「進路を決められず、どっちつかずになっている自身の状況に焦りを感じずにはいられませんでした」と当時を振り返ります。
可能性を信じて掴んだチャンス
総務省のインターンに参加したことで、多忙な生活の中でマラソンに集中することが難しいと実感。ランナーとしての自身の可能性を追求したいという思いが強くなり、実業団への挑戦を決意しました。
富士山マラソンでの優勝や大阪国際女子マラソンでの好記録が評価され、ついに大塚製薬への入部が決定。そこから、世界陸上での入賞という大きな目標を達成し、ロサンゼルス五輪への道が開かれました。
ロサンゼルス五輪への決意
小林選手は、今後の目標について「ロサンゼルス五輪で日本代表として、そして自分の力を最大限に発揮して、世界と戦いたい」と力強く語りました。異色の経歴を持つシンデレラガールが、どのような走りを見せるのか、今後の活躍に期待が高まります。