中川元財務相会見巡るデマ拡散!読売新聞記者の偽情報がSNSで炎上、法的措置も検討
2009年にローマで行われたG7財務相会議での中川昭一元財務・金融相(故人)の記者会見を巡り、SNS上で読売新聞の元経済部記者に関する事実無根の情報が拡散されています。読売新聞グループ本社は30日、この情報が客観的な事実と異なることを確認しました。
問題のデマとは?
SNS上では、記者会見の直前、当時の財務省国際局長が中川氏をランチに誘い、そこに読売新聞の記者らが同席。その際、読売新聞の記者から「記者会見がなくなったのなら、この薬を飲んで食事のあと、ゆっくり休んだら」と言われ、中川氏が渡された薬を飲みワインを一口飲んだ、という内容が拡散されていました。
中川元財務相自身の発言
しかし、中川氏は帰国後の国会答弁で、「若干風邪を引いており、前の日の夜、風邪薬をふだんよりも多めに飲んだ」と述べ、記者会見時の体調不良の原因は風邪薬だと自ら認めています。また、記者団に対しても「風邪薬を飛行機の中で飲んだ。それが多めになってしまったことが原因。酒も飛行機で飲み、その相乗効果で誤解を招いたのは事実で申し訳ない」と説明しています。
当時の政府高官も証言
当時の河村建夫官房長官も記者会見で、中川氏から「風邪薬を多めに飲んだのが原因」との説明を受けたと明らかにしています。「体調にかなり無理があった。深酒したとかとは全く関係ない」とも述べており、デマの内容とは大きく異なっています。
読売新聞グループ本社の対応
読売新聞グループ本社は、この虚偽情報の拡散を放置できないと判断し、目に余る投稿の削除を求める法的措置を検討しています。SNSでのデマ拡散は、個人や組織の信頼を損なうだけでなく、社会全体に混乱をもたらす可能性があります。情報の真偽を確かめることの重要性が改めて浮き彫りになりました。