中国、韓半島担当の外交部次官を免職!対北朝鮮政策に変化の兆し?
中国政府が、韓国や日本を含むアジア外交を担当していた外交部副部長(次官)孫衛東氏を免職しました。この人事は、今後の対北朝鮮政策に影響を与える可能性があるとして、国際社会から注目が集まっています。
免職された孫衛東氏とは?
孫衛東氏は、1966年9月生まれの60歳。アジア通として知られ、駐マレーシア大使館や駐インド大使館などで要職を歴任してきました。2022年11月に北京に戻り、外交部副部長としてアジア業務を担当し、今年9月には韓国大使館の国慶節レセプションにも主賓として出席しています。
王毅外交部長の訪朝と人事の関連性
9~10日に王毅外交部長が平壌を訪問した際、欧州担当の華春瑩副部長が同行したことが、孫衛東副部長の免職と関連があるとの見方も出ています。これは、孫氏の免職が王毅外交部長の訪朝に備えた人事調整だった可能性を示唆しています。
中日関係悪化が原因か?
外交界では、定年を迎えるまで期間が残っている孫衛東氏の突然の免職について、中日関係の悪化に伴う責任人事である可能性が高いとの分析も出ています。近年、尖閣諸島(中国名:釣魚島)を巡る緊張や、中国の海洋進出など、中日関係は厳しい状況が続いています。
外交部首脳の世代交代も視野に
孫衛東氏の免職に先立ち、3月初めには国連中国代表部副代表の耿爽氏も閑職に退いています。これらの動きから、来年下半期の党大会を控え、外交部首脳の世代交代に向けた人事が進んでいるとの見通しが出ています。
今回の人事が、今後の中国の対北朝鮮政策やアジア外交にどのような影響を与えるのか、引き続き注視していく必要があります。