井上拓真、井岡一翔を圧倒的判定で下し初防衛成功!天心との再戦も視野に
WBC世界バンタム級タイトルマッチが5月2日、東京ドームで行われ、王者井上拓真選手(30=大橋)が元世界4階級制覇王者井岡一翔選手(37=志成)を3-0の大差判定で破り、初防衛に成功しました。118-108、119-107、120-106という圧倒的なスコアで、1人の審判からはフルマークが与えられる完勝でした。
試合の展開
試合は、お互いのジャブを出し合う静かな立ち上がりとなりましたが、2回に井上選手が右クロスのカウンターからダウンを奪い、試合の流れを掴みました。続く3回も右アッパーで2度目のダウンを奪い、圧倒的なリードを奪います。4回終了時点では、2人の審判が39-35、もう1人の審判が40-34と、井上選手が大きくリードしました。
中盤以降も井上選手は、井岡選手のプレッシャーを的確に読み、距離を保ちながら右を効果的に当て、優位性を維持。終盤も左ジャブで距離をコントロールし、右を打ち込む展開で、最後まで完勝を演じました。
井上拓真選手のコメント
勝利インタビューで井上選手は「張り詰めた12ラウンドは自分の中であっという間の時間でした」と語り、井岡選手への敬意を示しました。昨年11月に那須川天心選手を判定で破り王座を獲得した井上選手は、今回の勝利でボクシングへの情熱を再び取り戻したことを示しました。
那須川天心選手との再戦は?
井上選手は、次戦について、再起戦で快勝し指名挑戦権を手にした那須川天心選手との再戦が有力視されることを明かしました。4月に9回TKOで勝利した天心選手について「良くなっている部分はある」と評価しつつも、「また戦えば、勝つ自信はある」と勝利への意欲を燃やしています。
井上選手は、レジェンドである井岡選手との対戦を楽しみにしており、天心選手との再戦に向けても、高いモチベーションでリングに上がることを約束しました。今後の井上選手の活躍に期待が高まります。