井上拓真、井岡一翔に圧勝!2度のダウン奪い、スピードファイトで王座防衛「統一戦をやりたい」
5月2日(土)、東京ドームで行われたボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチで、王者・井上拓真選手(30=大橋ジム)が挑戦者・井岡一翔選手(37=志成ジム)に判定3-0(118-108、119-107、120-106)で完勝し、初防衛に成功しました。
試合の展開:序盤から井上拓真の猛攻
試合は、井岡選手が積極的に攻め込む展開から始まりましたが、井上選手は素早いジャブとフックでスピードで上回りました。そして、2R終盤、井上選手が強烈な右アッパーを叩き込み、井岡選手をダウン。さらに、3Rにも右アッパーで2度目のダウンを奪い、試合の主導権を握りました。
井岡一翔の挑戦と井上拓真の冷静さ
井岡選手は、ダメージを抱えながらも果敢に前進し、ボディへの攻撃を試みましたが、井上選手は焦らず、深追いを避け、冷静に試合を進めました。4R終了時点では、井上選手がダウンを2度奪ったこともあり、3-0で大きくリードしました。
後半戦も井上拓真が圧倒
後半戦も井上選手は左右のステップを使い、得意の右アッパーをヒットさせ続け、井岡選手の動きを鈍らせました。8R終了時には、3者とも井上選手を支持するほぼフルマークの大差となりました。最終Rも井上選手が鋭い左右のフックを打ち込み、井岡選手を圧倒し、試合を締めくくりました。
勝利後の井上拓真のコメントと今後の展望
勝利した井上選手は、「レジェンドという相手あってこその今日の自分。強い自分を生み出してくれたのも井岡選手。今日は本当にありがとうございました」と井岡選手への感謝を述べました。そして、「統一戦をやってみたいとずっと思っている。できれば統一戦をやりたい」と統一戦への意欲を示し、最後に「自分はまだまだこんなもんじゃないと証明したいし、井上尚弥の弟じゃなく、拓真というのを証明したい」と力強く語りました。
なお、那須川天心選手は4月の試合でWBCの王座挑戦権を獲得しており、井上選手と那須川選手の再戦が期待されています。