青森県沖M6.9地震:松島で遊覧船から観光客が避難、津波注意報は解除
12日午前11時44分頃、青森県東方沖を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生しました。宮城県登米市で最大震度4を観測し、県内各地で震度3を記録。一時的に津波注意報が発表されましたが、午後2時5分に解除されています。
地震の概要
震源の深さは約20km。今回の地震は、11月8日に同じ海域で発生した地震の活動域内で発生しており、仙台管区気象台は来週月曜日頃まで、最大6強程度の地震に注意を呼びかけています。強い揺れをもたらす地震が発生する可能性もあるため、警戒が必要です。
津波注意報と避難指示
津波注意報を受け、仙台市、石巻市、利府町など宮城県内の10市町に一時避難指示が出されました。七ヶ浜町では2か所の避難所が開設され、住民が避難。車で避難し待機する人の姿も見られました。避難してきた住民からは、「買い物から帰る途中に揺れを感じ、車に寝袋や食料を積んで避難した」といった声が聞かれました。気仙沼市や名取市などにも避難所が開設されました。
松島町の状況:遊覧船の避難と運航中止
松島町では、遊覧船が地震発生時に取材中でした。津波注意報が発表された際には、遊覧船のスタッフが観光客を安全に桟橋から避難させました。また、津波注意報を受け、遊覧船は運航を一時的に中止しています。大きな音で津波への注意を呼びかけるサイレンが鳴り響き、緊迫した状況でした。
現在の被害状況
消防によると、現時点で県内でけが人などの被害の情報は入っていません。しかし、余震への警戒を怠らず、引き続き最新の情報に注意してください。
地震に関する情報は、以下のサイトで確認できます。
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