ビデオ判定が勝負を分けた!東日本国際大昌平、劇的な甲子園初勝利の裏側
試合の流れを変えた九回の「ビデオ検証」
夏の甲子園1回戦、東日本国際大昌平(福島)と白樺学園(北北海道)の一戦は、ビデオ検証が勝負の行方を左右するドラマチックな展開となりました。1対1の同点で迎えた九回表、2死一、二塁の場面で東日本国際大昌平の二塁走者が牽制球でアウトの判定に。誰もが攻守交代を確信した瞬間でしたが、走者のアピールを受けてリクエストを要求。その結果、ビデオ検証によって判定が「セーフ」へと覆ったのです。甲子園大会で判定が覆るのは、今大会初の出来事でした。
「信じていた」執念が呼び込んだ殊勲の勝ち越し打
判定が覆った直後の打席に立ったのは、入ケ町選手。ネクストバッターズサークルでスクリーン映像を見ながら「セーフだと信じて気持ちを切り替えていた」と語る通り、集中力を切らさず見事に勝ち越し打を放ちました。江井監督は「あのまま攻守交代になっていたら、タイブレークしかなかった。判定が変わったのは本当に大きかった」と、運も味方につけた初陣の勝利に胸をなでおろしました。福島大会で強豪を次々と破ってきた勢いそのままに、東日本国際大昌平が甲子園初勝利という歴史的な一歩を刻みました。