熟年離婚が急増!「夫が死ぬまで待てない」…20年以上の夫婦が別れを選ぶ理由とは?
年末年始から春にかけて離婚の届け出が増える傾向にありますが、近年、特に増加しているのが「熟年離婚」です。20年以上の長い結婚生活を経て、なぜ夫婦は別れを選ぶのでしょうか?増加する熟年離婚の背景と、当事者のリアルな声に迫ります。
離婚の届け出は冬がピーク!熟年離婚の割合は過去最多
厚生労働省の統計によると、離婚総数は減少傾向にあるものの、同居期間が20年以上の夫婦による熟年離婚の割合は2023年に過去最多の21.5%となりました。離婚の届け出は、年度や年の変わり目である3月が最も多く、2023年は2万2945件でした。12月や1月も比較的多い傾向にあります。
家庭裁判所の統計でも、婚姻期間20年以上の夫婦間の事件が全体の26%を占めています。特に、妻からの離婚申し立てが夫の約2倍と、女性からの離婚希望が多いことがわかります。
熟年離婚の理由とは?妻と夫で異なる離婚動機
離婚を申し立てる理由も、妻と夫では異なります。妻側の主な理由は「性格が合わない」に加えて、「生活費を渡さない」「精神的に虐待する」といった経済的・精神的な問題が上位を占めています。一方、夫側の理由は「性格が合わない」に加え、「精神的に虐待する」「異性関係」などが挙げられています。
離婚相談を多く受けている弁護士の林奈緒子さんによると、「夫が死ぬまで待てない」「夫の妻として死にたくない」という中高年女性からの相談が相次いでいるそうです。これは、かつては我慢していた女性たちが、自身の状況に疑問を持ち、行動を起こすようになった結果だと考えられます。
情報過多な時代だからこそ?熟年離婚増加の背景
スマホやSNSの普及により、離婚に関する情報が得やすくなったことや、自身の状況を他人と比較しやすくなったことも、熟年離婚増加の背景にあると考えられます。「自身の置かれた状況はおかしい」と気づき、行動を起こす女性が増えているのかもしれません。
経済的に弱い立場に置かれている中高年女性が、自身の人生を主体的に選択する動きは、今後も注目していく必要があります。
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