将棋界のレジェンド・加藤一二三さん、86歳で逝去 “ひふみん”の愛称で親しまれた名棋士
将棋界に大きな衝撃が走りました。名人獲得経験を持つ棋士で、愛称“ひふみん”で親しまれた加藤一二三さんが、1月22日午前3時15分、肺炎のため都内の病院で86歳の生涯を閉じました。
天才棋士からバラエティスターへ
1940年1月1日生まれ、福岡県出身の加藤さんは、14歳でプロ棋士となり、当時「神武以来の天才」と称されました。その若さでのデビュー記録は、藤井聡太棋士の登場まで62年間破られることのなかった史上最年少記録です。また、77歳11日という現役棋士の史上最年長記録も樹立するなど、まさに将棋界のレジェンドとしてその名を刻みました。
しかし、加藤さんの魅力は棋士としての才能だけではありません。愛嬌たっぷりのキャラクターと独特の語り口で、バラエティ番組にも多数出演し、幅広い層から愛されました。“ひふみん”の愛称は、2017年には『ユーキャン新語・流行語大賞』のトップテンにも選ばれるほど、その人気ぶりでした。
芸能界からも追悼の声
加藤さんの訃報を受け、芸能界からも追悼の声が相次いでいます。将棋好きで知られるお笑い芸人ザブングル加藤さんは、「突然の悲報に信じられない気持ちです。一二三先生には、将棋のより深い楽しさを教わりました。本当にありがとうございました」とコメントを発表しました。
また、加藤さんと同郷の俳優瀬戸康史さんも、「地元が同じで、嘉麻市特別市民として表彰を受けた際に、お互いの実家がほんの数分の距離だったと分かり、たくさんの地元の話をしてくださいました」と、故人との思い出を語り、「どうかゆっくりお休みになってください」と悼みました。
所属事務所からの発表
所属事務所は、「生前は皆様より格別のご厚情とご支援を賜り、深く感謝申し上げます」と感謝の言葉を述べるとともに、「謹んで哀悼の意を表します」と発表しました。
加藤一二三さんは、将棋界だけでなく、多くの人々に愛された唯一無二の存在でした。その功績と、私たちに与えてくれた笑顔は、これからも永遠に語り継がれることでしょう。
コメント一覧
まだコメントはありません。
← トップに戻る