首都圏でも「ゾンビタバコ」が蔓延か?2000万円相当の大量押収、背景と危険性を徹底解説
「ゾンビタバコ」と呼ばれる違法薬物、エトミデートの蔓延が深刻化しています。今回、首都圏で過去最大級のエトミデートが摘発され、逮捕された容疑者は暴力団との関係も疑われています。この記事では、ゾンビタバコの流行の理由、危険性、そして今後の対策について詳しく解説します。
「ゾンビタバコ」とは?危険な薬物の実態
エトミデートは、本来海外で鎮静剤や麻酔導入剤として医療現場で使用される薬物です。しかし、日本では未承認であり、副腎機能障害を引き起こす可能性も指摘されています。過剰摂取すると意識混濁やけいれんを起こし、まるでゾンビのような状態になることから「ゾンビタバコ」と呼ばれるようになりました。
2024年の秋頃から沖縄で「笑気麻酔」として流行し、今年5月に厚生労働省が指定薬物として規制。使用、所持、輸入が原則禁止されています。しかし、規制後も各地に飛び火しており、都内や九州でも摘発事例が出ています。
今回の摘発内容:2000万円相当の大量押収
警視庁は12月10日、医薬品医療機器等法違反(輸入)の疑いで、東京都八王子市の間中謙二容疑者(59)を逮捕しました。間中容疑者は、タイから液体状のエトミデート約2kgを輸入しようとした疑いが持たれています。末端価格は2000万円以上と推定され、過去最大の摘発量となります。
間中容疑者は「知人から受け取りを依頼されたが、拒否するつもりだった」と供述しているものの、暴力団との密接な関係が指摘されており、反社会的組織の資金源になっている可能性も視野に入れ、警視庁が捜査を進めています。
なぜ「ゾンビタバコ」は流行するのか?背景と蔓延の理由
元麻薬取締官の高濱良次氏によると、エトミデートはもともと東南アジアや香港、台湾などで蔓延していた薬物です。国内では当初、沖縄の若者の間で流行しました。その理由として、台湾の組織とつながりがあった沖縄の反社会組織が個人的に持ち込んだ可能性や、沖縄の一部の地域では喫煙に対するハードルが低いことなどが挙げられます。
高濱氏は「沖縄で流行したことをきっかけに、売ったら儲かると考えた連中が本土や都内に持ち込み、それを買う人間も出てきた。これまで時代ごとに新しい薬物が登場してきたが、エトミデートもこれから徐々に広まっていくのではないか」と警鐘を鳴らしています。
若者を蝕む薬物問題:SNSでの入手と社会的な要因
エトミデートをはじめとする違法薬物や麻薬、さらには市販薬のオーバードーズなど、若者を取り巻く薬物の問題は深刻です。SNSなどで簡単に入手できることが背景にある一方、薬物にしか逃げ場がないという社会的な要因も考えられます。
薬物に依存してしまうと、心身ともに健康を害し、人生を破滅させる可能性があります。薬物に関わる前に、信頼できる大人や専門機関に相談することが重要です。
コメント一覧
まだコメントはありません。
← トップに戻る