ダイワメジャー、25歳で旅立ち…安藤勝己元騎手が語るG1コンビの思い出と「ダートで見せたかった」という唯一の心残り
2006年~2008年に安藤勝己元騎手と共にG1レースを4勝したダイワメジャーが、25歳で亡くなりました。安藤元騎手は、盟友への深い愛情と、「ダートでの走りを見てみたかった」という心残りを込めた追悼コメントを発表しました。
突然の訃報に感じた違和感
「ダイワメジャーが死んだ」という連絡を受けた時、安藤元騎手は「ホンマか?早すぎるやろ」と驚きを隠せませんでした。しかし、ダイワメジャーの享年は25歳。事実上、種牡馬引退が発表されていたとはいえ、安藤元騎手は「ついこの前のことみたいに錯覚した」と語ります。それは、ダイワメジャーとの思い出が、あまりにも鮮やかで印象深いからでしょう。
G1制覇への道のり、そして印象に残る個性
ダイワメジャーに初めて騎乗したのは2006年のマイラーズカップ。しっかりと勝利を掴んだものの、次走の安田記念では4着に終わりました。その後、数々のG1レースを制覇しましたが、安藤元騎手は「キンカメ(キングカメハメハ)みたいに『出れば勝つ』といった絶対的な存在ではなかった分、レースに臨む際、いろいろ考えんとならんかった」と振り返ります。その分、ダイワメジャーとの絆はより深まったのかもしれません。
サンデーサイレンス産駒らしからぬパワー
サンデーサイレンス産駒でありながら、切れや瞬発力に欠けるダイワメジャー。安藤元騎手は、「サンデー産駒らしくないタイプやった」と語ります。そのため、スローペースの上がり勝負では不利になりやすく、キツイ流れで消耗戦に持ち込む必要がありました。しかし、素直で乗りやすい馬であり、安藤元騎手の指示には常に的確に応えてくれたと言います。
優等生だった意外な一面
若い頃はパドックで座り込んだり、気性的に問題があったというダイワメジャー。しかし、安藤元騎手が騎乗していた頃は、そのような様子は全く見られず、「気性的にはまったくの優等生やった」と語ります。「やんちゃなメジャーなんて、俺には信じられん(笑)」という言葉からは、安藤元騎手のダイワメジャーへの信頼と愛情が伝わってきます。
心残り…ダートでの挑戦
ダイワメジャーには、様々な経験をさせてもらったと安藤元騎手は語りますが、「ひとつだけ心残りがある」と言います。それは、「ダートでの走りを見てみたかった」ということ。2006年のドバイ遠征で、現地でのダート調教で驚くほどの動きを見せたことから、「芝のデューティフリーやなく、ダートのクラシックに出したほうがええんと違うか?」という冗談も飛び出したそうです。しかし、実現することはありませんでした。
秘めたる才能と可能性
安藤元騎手は、ダイワメジャーのダート適性について「確信」しています。サンデーサイレンス産駒らしからぬ筋肉量とパワーを秘めていたダイワメジャーは、ダートの未勝利戦を大圧勝。「フォーエバーヤングとまではゆかなくとも、ダートの舞台で世界をにぎわす存在になれた可能性は十分あった」と語り、その才能が十分に開花されることなく旅立ったことを惜しんでいます。
ダイワメジャーの死を悼み、安藤勝己元騎手は心からお悔やみを述べています。
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