スキージャンプ丸山希、W杯6勝の秘密は「基本のキ」!足裏3点を意識した驚きの変化
スキージャンプ女子代表の丸山希選手(27)が、今シーズン驚異的な成長を遂げ、ワールドカップで6勝を飾るという快挙を成し遂げました。北京オリンピックでは怪我で代表入りを逃した丸山選手ですが、ミラノ・コルティナオリンピックへの意気込みを語り、その躍進の秘密に迫ります。
オリンピックシーズンに突如の躍進!その理由とは?
松岡修造さんの取材に対し、丸山選手は「金メダルを取りたいと思って小さいころから練習を重ねてきたので、自分のパフォーマンスに集中することが結果につながるカギになると思っています」と語りました。松岡さんが「オリンピックシーズンに急に強くなった理由」を尋ねると、丸山選手は「私も不思議です」と答えた上で、4年前の怪我から一転、現在の成功を喜びました。
空中姿勢に劇的な変化!専門家が分析
丸山選手の成長を分析した北翔大学・山本敬三教授は、彼女の空中姿勢に劇的な変化があったと指摘します。「頭の位置が全然違うのが分かります。これだけのことでも、大きく変わるんです」と分析し、頭を下げることが風の抵抗を減らし、安定した飛行につながると説明しました。自転車で風に逆らう時、頭を下げて抵抗を減らすのと同じ原理です。
「足裏3点」を意識したトレーニング
この変化のきっかけは、コーチからの「足の裏を見直してみない?」という言葉でした。丸山選手は以前、つま先に意識が偏りがちでしたが、現在は母指球、小指球、かかとの3点にバランスよく加重するようにトレーニングを重ねました。
踏み切りの0.2秒が勝敗を分ける!足裏の重要性
スキージャンプでは、時速90キロで助走し、踏み切り動作に使える時間はわずか0.2秒。この一瞬でいかに力を伝えられるかが重要であり、足裏のバランスが鍵となります。丸山選手は春から夏にかけて、足裏3点に意識を集中させるトレーニングを徹底的に行い、その成果が現在の空中姿勢に繋がっています。
足裏全体で押すことで生まれる「前宙動作」
山本教授は「氷の上で滑るので、つま先でキックしてしまうと体は真上に立ち上がってしまいます。そうすると風によってあおられて落ちてしまうということになります。ところが、足裏全体で押すことによって、前宙動作が生まれるんです。風に対してあおり返す力を作ることができるんです」と、足裏全体の使い方が風の影響を打ち消し、安定した飛行を可能にすると解説しました。
丸山選手の足裏の変化は、データとしても明確に示されています。以前はつま先側に集中していた力が、今シーズンはつま先からかかとまで全体的に分散され、より効果的な踏み切りを実現しています。オリンピックでの金メダル獲得に向けて、丸山選手の活躍から目が離せません。
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