【WBC決勝】米国、ベネズエラに惜敗!守護神ミラーを温存した采配が波紋
3月17日、フロリダ州マイアミで行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝戦で、米国代表はベネズエラ代表に2-3で敗れ、世界一の座を逃しました。メジャーリーグのスター選手が集結した米国代表でしたが、前回大会で侍ジャパンに敗れた雪辱を果たすことはできませんでした。
試合の経過と勝敗を分けた采配
試合は拮抗した展開となり、8回にアーロン・ジャッジの同点2ランで盛り上がりました。しかし、直後の9回にウィットロックが、エドゥアルド・スアレスに勝ち越しの適時二塁打を浴び、これが決勝点となりました。
この試合で注目されたのは、守護神のエマニュエル・ミラーを9回に温存したデローサ監督の采配です。ミラーは今大会、4試合に登板し、無安打10奪三振と圧倒的な投球を見せていました。試合前には決勝での登板も可能とされていましたが、デローサ監督は「パドレスとの約束を尊重した」と説明しました。
監督は会見で、「リードしていればミラーを使う予定でしたが、同点の場面では使いませんでした。同点の場合はウィットロックを使うとレッドソックスと話していました」と、チームとの事前合意があったことを明かしました。しかし、この采配が結果的に裏目に出たことは否定できません。
スター選手たちの悔しさと今後の展望
試合後、アーロン・ジャッジをはじめとする米国代表の選手たちは、敗戦に落胆を隠せませんでした。ジャッジは、グラウンドで歓喜するベネズエラナインを複雑な表情で見つめていました。
デローサ監督は、次回大会への意欲も表明。「100%引き受けたい。2大会連続であと一歩のところまで来ているし、選手たちの悔しさを見ると、この大会がどれだけ特別か分かるから」と、続投を熱望しました。
今回の敗戦は、米国代表にとって大きな痛手となりましたが、スター選手たちの意地と監督の熱意は、次回のWBCでのリベンジに向けて燃え続けていることでしょう。