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高市首相、年内にも公邸入居へ!危機管理体制強化で「職住近接」をアピール

投稿日:2025年12月22日

高市早苗首相は21日、自身のX(旧ツイッター)で、年内にも東京・赤坂の衆院議員宿舎から官邸横の公邸へ引っ越しする意向を示しました。「危機管理は国家経営の要諦だ」と強調し、職住近接による危機管理体制の強化をアピールしています。

公邸入居の背景と首相の言葉

首相はXに「近日中に住み慣れた宿舎を離れ、公邸に居を移したい」と投稿。首相周辺によると、仕事納め後の27日以降に入居する見込みです。就任直後から多忙なスケジュールが続き、公邸入居が遅れていたものの、「今は荷造りの暇がないどころか、睡眠時間もほとんど取れていない」と語るほど、政務に追われていました。

地震発生時の対応と野党からの声

今月8日深夜に発生した青森県での震度6強の地震を受け、首相は35分後に官邸入りしましたが、公用車が到着するまでSP(警護官)の車で向かう必要がありました。この状況に対し、野党からは「国のトップの役割は危機管理だ。官邸まで徒歩0分の公邸に住むべきだ」(立憲民主党の野田佳彦代表)といった声が上がっていました。

公邸の歴史と歴代首相の居住

現在の公邸は、旧官邸を改修して2005年に完成しました。小泉純一郎元首相をはじめとする歴代首相が居住しており、危機発生時における迅速な対応が期待されています。今回の高市首相の公邸入居は、国民の安全を守るという強い決意の表れと言えるでしょう。

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