外国人生活保護、受給資格の見直しへ?政府が利用実態把握を強化
政府は23日、外国人受け入れに関する総合的な対応策をまとめました。その中で、生活保護制度の運用適正化が掲げられ、外国人による生活保護の受給状況をより正確に把握するための対策が進められることになりました。
現状と課題
現在の生活保護法では、原則として日本国民が対象と定められています。しかし、人道的な観点から、永住者や定住者といった一定の在留資格を持つ外国人、そして難民認定を受けた人に対しては、自治体による「行政措置」として生活保護が提供されています。
2023年度の生活保護受給世帯は165万478世帯にのぼり、そのうち世帯主が外国人のケースは2.9%にあたる4万7317世帯となっています。政府は、この状況を踏まえ、より適切な制度運用を目指しています。
具体的な対策
政府は、自治体と連携し、生活保護を受給している外国人の在留資格をオンラインで確認できるシステムを構築する方針です。これにより、受給者の在留資格が適正であるか、また、制度の利用状況をより正確に把握できるようになります。
さらに、生活保護の受給対象となる在留資格の見直しも検討されます。ただし、厚生労働省幹部は「外国人を切り捨てるようなことはしない」と強調しており、人道的な配慮を忘れずに制度の見直しを進めるとしています。
今後の展望
今回の見直しは、生活保護制度の持続可能性を確保しつつ、本当に支援を必要とする外国人に適切に支援を提供することを目的としています。制度の透明性を高め、公平性を担保することで、国民の理解と協力を得ながら、多文化共生社会の実現を目指していくことが期待されます。
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