安倍元首相銃撃事件、山上徹也被告に無期懲役判決 地元山口県では「喪失感は埋められない」と悲しみ
2022年に奈良市で発生した安倍晋三元首相(当時67歳)銃撃事件で、殺人罪などに問われた山上徹也被告(45)に対し、奈良地方裁判所は2024年2月21日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡しました。裁判長は「犯行の悪質性と危険性は極めて著しい」と厳しく批判しました。
判決に地元は深い悲しみ
安倍元首相の地元である山口県では、今回の判決に改めて深い悲しみが広がっています。長門市の安倍氏後援会組織地区代表を務めた黒瀬妙子さん(71歳)は、「被告の生い立ちはどうであれ、安倍先生に銃口を向けるのは許せない」と憤りをあらわにしました。
別の地区代表の後藤啓子さん(77歳)も、「事件で傷ついた人が地元にどれほどいるかを被告は知るべきだ」と、事件が残した心の傷を訴えました。
「喪失感はどんな判決でも埋められない」
後援会役員だった下関市の冨永洋一さん(66歳)は、判決を受け止める一方で、「突然安倍先生の命を奪われた大きな喪失感は、どんな判決でも埋められない。むしろ、節目を迎えてつらさが込み上がった」と、深い悲しみを語りました。突然の別れによる心の傷は、今も癒えていないことを伝えています。
今回の判決は、山上被告の犯行の重大さを改めて認識させるとともに、安倍元首相を失った人々の深い悲しみを浮き彫りにしました。事件の背景や原因を深く掘り下げ、二度とこのような悲劇が繰り返されないよう、社会全体で取り組んでいく必要があります。
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