「別格」大谷、鈴木、吉田のメジャートリオが進化!打撃の秘訣を名伯楽・内田順三氏が徹底解説
3月14日(日本時間15日)にベネズエラと対戦する侍ジャパン。1次リーグでは、大谷翔平選手、鈴木誠也選手、吉田正尚選手の活躍が目立ちました。メジャーリーグで更なる進化を遂げた3人の共通点について、打撃の名伯楽内田順三氏が解説します。
メジャーで培われた成長と共通点
内田氏によると、3人はメジャーリーグで体力面だけでなくメンタル面でも大きく成長しているとのこと。技術面では、それぞれの特長を最大限に生かした打撃フォームを確立しています。
3人の共通点は、打撃フォームに無駄がなく、頭の位置が固定され中心軸がズレないこと。大きなステップを踏まなくても、打球が広角に飛ぶのが特徴です。
「他の日本選手も体は大きくなっているが、メジャー選手の輪に入り、どんどん向こうの野球に染まっているんだろう。向こうの打者は下位打線でも、2ストライクまでは強くコンタクトする。そうした世界に身を置くことで、スイングスピードも速くなっていくだろうし、変化球への対応能力にも磨きがかかっているよね。」と内田氏は語ります。
驚きの技術!大谷翔平と吉田正尚の打撃を徹底分析
台湾戦での大谷翔平選手の満塁本塁打、オーストラリア戦での吉田正尚選手の逆転2ランは、技術的にも驚きに値するものだったと言います。
大谷選手は変化球にタイミングをずらされながらも、最後は右手一本でボールを運んだとのこと。吉田選手は、左ピッチャーが投げた低めのボール気味の一球を仕留めて本塁打を放ちました。
「バッターは投手方向に早く胸が見えてしまうとグリップがついてきてゴロになってしまうが、トップの位置も我慢できている。ずらされても手首が返らないし、フライを打とうするスイングワークができているよね。大谷の本塁打も、最後はバットから離してでも後ろの手が返らないようにしている。あれは0.3秒の世界で考えてやれることではなく、技術が浸透しているからできる。」と内田氏は解説します。
別格の3人が準々決勝で見せる戦いへ期待
日本にいた頃から別格の3人でしたが、メジャーリーグでさらに進化を遂げたことで、大谷選手は相手投手にとって脅威となり、鈴木選手は逆方向への強さを増し、吉田選手は勝負強さもワンステージ上がったと言います。
強力な相手との準々決勝以降、大谷選手、鈴木選手、吉田選手を中心に、侍ジャパンがどのような戦いを見せていくのか、期待が高まります。