町田ゼルビア、ACL初出場で快進撃!劇的な死闘を制すも、宿敵アルアハリの壁に阻まれ準優勝
FC町田ゼルビアが、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACL)で初の決勝に駒を進め、サウジアラビアの強豪アルアハリとの激戦を繰り広げました。延長戦にもつれ込む死闘の末、1-0で敗れ、アジア制覇の夢は叶いませんでしたが、J1経験が浅いクラブがACL決勝まで上り詰めたことは、日本のサッカー界に大きな衝撃を与えました。
試合の経過:数的優位も決め手切れず、延長戦で痛恨失点
試合は、町田の堅守を軸に0-0で前半を折り返しました。後半23分には、アルアハリのDFハウサウィが町田のFWイエンギに頭突きを食らわせ、一発退場。数的優位を得た町田は、一気に攻勢に出ましたが、決定的な一撃を欠き、アルアハリの守備を崩せませんでした。後半には、MF前が強烈なミドルシュートを放つも、相手GKの好セーブに阻まれ、相馬勇紀のシュートも味方に当たって枠外となるなど、惜しい場面が続きました。
延長前半6分、アルアハリに先制点を許し、追いかける展開に。町田は、相馬にボールを集め、途中出場の望月が頭で合わせるも、枠を外れ、最後まで得点を奪うことができませんでした。
大アウェーでの苦戦:サポーターによる妨害行為も
試合はサウジアラビア・ジッダで行われ、大アウェーの厳しい環境下での戦いとなりました。アルアハリのサポーターは、退場となったハウサウィへの抗議からヒートアップし、後半75分のCK時には、キッカーの相馬にペットボトルや鍵の束が投げつけられる危険な場面もありました。試合は一時中断となり、異様な雰囲気の中で町田は最後まで戦い抜きました。
黒田剛監督、藤田晋社長のコメント:誇りと未来への展望
黒田剛監督は、「アジア・チャンピオンズリーグ・エリート決勝、町田0-1アルアハリ」の試合結果を受け、悔しさを滲ませながらも、チームの健闘を称えました。一方、クラブ経営に参画し、「25年ACL制覇」というビジョンを掲げた藤田晋社長は、試合後、自身のX(旧Twitter)で「FC町田ゼルビアのことを心から誇りに思いますし、胸を張って帰国します2018年に発表したこちらのビジョンは、(ほとんど達成)ということで皆さま、ありがとうございました!」と喜びを表現しました。
2023年までJ1経験がなかったクラブが、驚異的なスピードで成長を遂げ、ACL初出場で準優勝を果たしたことは、町田ゼルビアにとって大きな成果と言えるでしょう。この経験を糧に、さらなる高みを目指す町田ゼルビアの今後の活躍に期待が高まります。